今回は、店舗の外構が完成しましたので、ご紹介いたします。オーナー様より、お打ち合せ時に音楽をイメージしたデザインしたいとのご要望がありましたので、楽器をモチーフにしたワクワクするようなお庭を作りました。楽器を中心としたデザインで、その周りに四季折々の花でお庭全体を明るく彩ります。外構も、ただ植栽するだけではお庭全体の統一感が生まれません。ヤマコースタッフがバランスをみながら調整いたしました。晴れた日にはお庭でティータイムができることはもちろん、室内からでも、お庭を楽しめるよう来店されたお客様に喜んでいただけるような空間を作ることが出来ました。
まずは地面を整えていきます。雑草や石を取り除き、地面を耕して柔らかくしておきます。地面を耕すことにより、土の中に埋まっていた大きな石や根なども取り除くことができます。
地面が整ったら全体的に土をならしていきます。水はけが悪いと植物の成長に影響が出るため、水はけをよくするよう水勾配をつけていきます。このひと手間で、植物の根がしっかりと土に根付くことができ、庭全体が美しく整った印象になります。
枕木を設置していきます。枕木の素朴で落ち着いた色合いや自然な風合いが、庭全体に優しい雰囲気を加え、植物の美しさを一層際立たせてくれます。そのため、お庭に統一感と温かみが生まれ、ナチュラルで魅力的な空間を作り出すことができます。また、枕木は屋外の環境に強い上、厚く重みがあるため、埋めてもぐらつきが出にくく、長く使える耐久性もあるので長期間楽しめます。
アプローチ部分の施工に入ります。今回アプローチに使用する乱形石とは、大小さまざまな天然の石を使って舗装する「乱石貼り」に使われる石のことを言います。乱形石は平らな石を敷き詰めるために使うため、乱形石の厚みを考慮して、コンクリートを敷いていきます。その後、下地のコンクリートと乱形石を接着するモルタルを敷き込み、十分な強度が出るよう厚みを調整します。その後、乱形石を貼っていきます。
乱石貼りは、異なる大きさに割った石を隙間なく並べて作っていきます。自然の色合いが豊かな石を組み合わせることで、人工的な素材では出せない美しさと表情を引き出します。石の種類や色のバリエーション、職人が一つ一つ手作業で敷き詰めることで、唯一無二のデザインが生まれます。乱形石を使った舗装は、庭や歩道などに個性と自然の風合いを加えるのにぴったりです。
濃い茶色のウッドチップがとても映えたお庭が完成しました。木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は、温もりや居心地の良さといった安心感があり、空間の中に馴染みつつ、目立たず調和する色です。私たちの身近にあり、暮らしの中に溶け込んでいるため、飽きることがありません。イメージとして、ウッドチップは、グランドピアノに見立て、ウッドチップの中に横たわっている枕木は木琴に見立てています。そして、シマトネリコ、ソヨゴ、ストロベリーツリー、ゴールドクレス、スカイロケットなどを植え、型にはまることのない、オリジナルの空間に仕上げました。
オーナー様の来店されたお客様に楽しみと癒しを感じていただきたいという想いが込められたお庭になり、お喜びの声をいただきました。
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
業種は多岐に渡り、焼肉店、居酒屋、マッサージ店、ネットカフェ、歯科医院など、他にも数多くの業種による幅広い実績を持ちます。
私たちが多業種のオーナー様に選ばれ続けている3つの理由
・設計デザインにおいて提案するプランニング力
・オーナー様の想いをカタチにできる現場力
・価値を高める空間アイデア
ヤマコーには大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しています。
建築を知り、建物を知り、デザインを知り、造り方を知り尽くした私たちだからこそ実現できる現場力。
現場の進捗をオーナー様と随時確認し、ご要望において「できるかできないか」の回答をその場でお答えすることが可能であり、構造上「できない」と判断した場合は、オーナー様の納得のいくご提案をいたします。
その現場力こそが業種という垣根を越えて、私たちヤマコーが選ばれ続けている理由です。
店舗リフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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有限会社ヤマコー
取締役 山下 大輔
私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。