杉の効果で家全体がリラックス空間になる理由

杉の効果で家全体がリラックス空間になる理由

温もりと落ち着きのある杉は、風合いや手触り、香りなど多彩な魅力が多く、美しい木目が落ち着いた和の雰囲気を感じさせてくれます。実は杉は日本にしか生育していない植物で、古いものは縄文時代から使われてきたと言われています。丈夫な上、軽くて柔らかいことから、建材として住宅に使われている他、奈良の法隆寺やお茶室など幅広く使われてきました。
そんな杉ですが、調湿性や断熱性、耐水性、そして耐久性など多くの特徴があります。今回は杉の効果と使い方、杉の建材を使うことに対しての不安点についてお話します。ぜひご覧ください。

杉の家って、どんな効果があるの?

杉は触れると温もりを感じる上、柔らかく、人に優しい素材です。そんな杉ですが、家に使うと以下のような効果が感じられます。

・リラックス効果
・抗菌効果
・調湿効果
・断熱効果

一つずつ見ていきましょう。

杉の森林の写真

リラックス効果

杉の木の香りにはリラックス効果があります。例えば、入浴時にお湯の温かさでリラックスするのと同じように、杉の香りをかぐと気持ちが落ち着いてリラックスできるという効果があるのです。心を穏やかにしてくれるため、イライラしている時や疲れている時には、心がホッとし、勉強や仕事で疲れた時には癒してくれます。気持ちや身体が落ち着くため、自宅にいながら森林浴をしているような気分になり、脳や身体をリラックスさせてくれるため、睡眠の質も良くなります。

抗菌効果

杉には、木に含まれるフィトンチッドという成分が、細菌やカビの繁殖を抑えてくれます。フィトンチッドは、杉の香りの元にもなっており、この香りをかぐとリラックスできるだけでなく、部屋の空気を清潔に保つ効果もあります。特に湿気が多い季節や、カビが発生しやすい場所でも、杉の抗菌効果が発揮してくれます。また、杉は焼いて焼杉にすることで炭化し、防虫効果や防腐効果が生まれ、耐久性もアップします。

調湿効果

杉は湿気を吸収したり放出したりすることで、室内の湿度を自然に調節してくれます。湿度が高いときは杉が余分な湿気を吸い取り、乾燥しているときにはその湿気を放出して、快適な湿度を保ちます。そのため、夏は湿気を取り除き、冬は乾燥を防いで快適な環境をキープしてくれるのです。また、杉には自然な通気性があり、湿気をうまくコントロールすることで、快適な空間を維持してくれるため、エアコンやヒーターの使用が少なくて済むため、省エネの効果も感じられます。

断熱効果

杉は軽くて空気を多く含むため、自然な断熱材として、外の暑さや寒さを防いでくれる断熱効果もあります。そのため、杉の木を使った家では、外の寒さが入りにくいので、少ない暖房でも暖かさを保つことができます。夏も同様に、杉が暑さを防いでくれるので、涼しいままで過ごすことができます。杉には、1年を通じて快適な温度を保つことができる効果があるのです。

杉はどんなところに使うと良いの?

人にも家にも優しい杉ですが、どんな場所に使うのが良いのでしょうか。

・床
・壁
・柱

一つずつ解説していきます。

和室の写真

杉の床材は、温かみや快適さ、柔らかさを堪能できます。杉の木を使った床は柔らかく、歩いたときに心地よい感触が感じられるため、素足で過ごしたくなるほどの快適さです。リビングで使うと、暖かい雰囲気を作り出し、居心地の良い空間になり、寝室に使うと、リラックス効果で安眠効果があります。

杉の壁材は、家に温かみと自然な雰囲気を加えてくれます。リビングから子供部屋まで、内装に使うと温かみが増し、落ち着いた雰囲気を出してくれます。杉の壁材は、自然な風合いがあり、部屋のアクセントとしても魅力的です。また、腰壁に使うなど、お気に入りのクロスと組み合わせることもできますし、アクセントクロスとして使うのもおススメです。木目が美しい杉は、お部屋にナチュラルな印象を与えてくれますよ。

杉を使った壁の写真

杉の柱は、家の構造を支える重要な役割を果たしながら、美しい木目と自然な風合いで内装にも魅力を加えてくれます。軽量でありながら強度もあり、建築材として非常に優秀です。柱は家の主要な構造部分として、梁や屋根を支えるために使用されます。また、和風建築や木造住宅では、杉の柱がその美しさを際立たせるインテリアの一部としても使われます。リビングや玄関の見える場所に杉の柱を配置すると、部屋のアクセントとして際立ちます。
写真の柱は、北山丸太という京都北山地方で育てられる特別な杉の木を使用した北山杉を使用しており、特徴的な円柱形の形状が有名です。美しい木目とまっすぐな幹は、日本の伝統的な建築や家具など広く使われ、耐久性も高いため、長寿命の建材として評価されています。

北山丸太の柱を使った和室の写真

杉を使うことに対する不安点

杉は、多用途な建材として非常に魅力ある健在です。しかし、杉の良さである柔らかさゆえにキズや凹みがつきやすいというデメリットもあります。また、スギ花粉症の人が杉の建材を使うことに不安を感じる方もいらっしゃると思います。花粉症とは、木の花粉が原因となるアレルギー症状で、主に花粉に反応する人が多く、花粉が落ち着くと症状も落ち着く方がほとんどだと思います。そのため、木材から花粉は出ないので、花粉症の症状が出ることはありません。しかし、花粉ではなく、杉に対してアレルギー反応がある可能性もあるため、不安な方は医師に相談することをおすすめします。

杉の木の骨組みの写真

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。

大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること

より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。

リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

ご連絡先
0120-156-805

お問い合わせフォーム
https://yamakoo805.com/contact.php

取締役 山下 大輔

有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。

SEARCH

CATEGORY

GROUP