今回は、大津市のＯ様よりトイレ入替工事のご依頼をいただきました。
床下の水漏れがきっかけですが、もともとトイレも古かったので、新しいトイレにしたいとのご要望でした。
トイレも時間の経過と共に劣化が進むため、いずれはリフォームが必要になります。
トイレの詰まりや水漏れ、洗浄レバーの不具合など、トラブルが続くようになったら、検討した方がよいでしょう。
家族全員、毎日使用するものですから、故障して使えなくなる前にリフォームすることをおススメします。
トイレの寿命や交換時期は、一概に何年とは言い切れませんが、便器の耐用年数や部品の寿命、使用状況などでおよそ15年～20年ほどを目安に考えましょう。
陶器製の便器はひび割れが起こらない限り長期間使用できますが、タンク内部や部品には10年程度の寿命と言われています。
また、汚れや黄ばみが目立ちやすくなったり、掃除が時間を取られるようになった場合も検討する機会とも言えます。
トイレを新しくすると、機能性や快適性はもちろん、節水・節電効果効果も上がるため、早めに交換するのもおススメです。
既存のトイレです。
トイレの解体工事を行う前に、まずは家財や床、壁などが傷つかないように、材料や作業スペースの周囲に養生を行います。
養生が完了したら、既存の便器を取り外して撤去していきます。
工事中は水道の元栓を止める場合がありますので、その間は家の水道全体が使用できなくなりますので、注意が必要です。
作業を始めるに当たり、まず、止水栓を止めます。
タンク内と便器の中の水を抜いてから、便器を外していきます。
排水ソケットと止水管も外し、キャップをしておきます。
既存の排水ソケットは、取り外しの際に配管とソケットが接着剤でくっついているため、慎重に行います。
また、水漏れが原因でトイレを交換する場合は、床材や壁下地などの腐食が見られることもあるため、撤去した際には十分な確認が必要です。
トイレの床も貼り変えていきます。
今回は下地がしっかりしていたため、新しい床材を上貼りするためにパテ処理をして凹凸を無くします。
この処理をすることにより、新しい床がデコボコにならず、スッキリと見せることが出来ます。
トイレの床を新しく貼り換えた様子です。
トイレの床の湿気や臭い、尿や水の飛び散りなどに悩む方も多いと思います。
そのため、トイレに使用する床材は防水性と耐久性ががあるものがおススメです。
また、消臭効果のある床材を選ぶことで、トイレ内の空気が清潔に保たれ、快適な空間を維持できます。
床材はクロスや壁の色との調和も考えて選ぶと、トイレ全体のバランスがよくなります。
新しいトイレを設置したら、完了です。
トイレはリフォームするなら、床やクロスも一緒に替えてしまうことをおススメします。
クロスは、意外に臭いが沁み込んでいます。
せっかくきれいなトイレになっても、新しさを感じにくいかもしれません。
ぜひトイレとクロスをトータルで考えてみてください。
トイレのリフォームは、基本的には既存のトイレを解体して新しいトイレを設置するだけです。
ただし、配管に腐食や問題がある場合は、それを修理する工事も必要になります。
また、床や壁紙、天井の張り替えをする場合は、新しいトイレを設置する前に内装工事を行います。
既存のトイレで温水洗浄暖房便座を使用していた場合、便座を交換する際には電気工事は必要ありませんが、ノーマルタイプの便座に交換する場合は、配線のために電気工事が必要になります。
工事期間は、電気工事や内装工事の内容によって異なりますが、洋式から洋式の場合は大体半日程度で終わります。
一方、和式から洋式へのリフォームの場合は、工事日数が長くなります。
古い和式トイレの場合は、段差の高い部分をなくしてトイレの床をフラットにし、下地を修正してからフロアを貼り直す必要があるためです。
さらに、便座を温水便座にするためには、電気工事も必要です。
そのため、和式から洋式へのリフォームでは、１日では終わらないと思っておいた方がよいでしょう。
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
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