寒波のたびに感じる家の寒さ|すぐできる工夫と次に考えたい住まいの対策

寒波のたびに感じる家の寒さ|すぐできる工夫と次に考えたい住まいの対策

お正月が明け、今週の月曜日から仕事が始まったという方も多かったのではないでしょうか。
久しぶりの早起きや通勤で、体も気持ちもまだ完全には戻りきっていない。
そんな中、この時期は強い寒波がたびたび予想され、連休を含めて厳しい冷え込みが続く予報が出ています。
年明けの落ち着いた空気から一転し、日常の中でも寒さを強く意識する日が増えそうです。
寒波というと外の気温や雪の話題に目が向きがちですが、実際に長い時間を過ごすのは家の中。
朝の起きづらさや、廊下に出た瞬間の冷え込み、足元がスースーする感覚に、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
今回は、寒波が来たときにまず感じる寒さから、すぐできる対処、そして今回の寒波をやり過ごした先に考えたい住まいでの備えまで、順を追って整理してみます。
寒さを我慢する前に、暮らしと住まいの視点でできることがあります。ぜひ最後までご覧ください。

寒波が来るとまず感じるのは単純な寒さ

寒波が来ると、まず体が正直に反応します。
・朝、布団から出るのがつらい。
・リビングは暖かいはずなのに、床に立つと足元だけが冷たい。
・廊下や洗面所に行くと、一気に体が冷える。
特に多いのが、足元からスースーと冷たい空気が流れてくる感覚です。実際に床から風が出ているわけではありませんが、冷えた空気は重く、下にたまり、床に沿って広がります。そのため、暖房が効いていても、足元だけがなかなか温まらない状態が起こります。冬の寒さで一番つらいのは、気温そのものよりも、こうした足元の冷えかもしれません。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
寒波の時期に寒さを感じる場所は、毎年ほぼ同じです。現場調査では、住まい全体よりも決まった数か所に冷えの原因が集中しているケースが多く見られます。同じ場所で毎年寒いなら、偶然ではなく住まい側の要因を疑います。

布団にもぐって出られない女性の画像

まずは今の状態ですぐできる寒さ対策

寒波が来たとき、最初にできるのは「今の状態で寒さを和らげること」です。大がかりなことをしなくても、体感は意外と変わります。

・靴下や室内履きで足元を冷やさない。
・ひざ掛けや羽織りものを一枚足す。
・床に直接座らず、椅子やソファを使う。
・足元用の暖房器具を取り入れる。

これらは寒さを我慢するのではなく、体が冷えにくい状態をつくるための対処です。
ただ現場でよくあるのが、寒いからと暖房器具を増やし続けてしまうケースです。その場では暖かく感じても、冷たい空気の入り口がそのままのため、足元の寒さは解消されず、電気代や灯油代だけが増えていくことがあります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
応急的な寒さ対策で楽になる場合でも、それが毎年必要になっているなら、住まい側に原因が残っている可能性があります。一時しのぎか、根本かを切り分けて考えることが大切です。毎年同じ対策を繰り返しているかどうかが判断の目安です。

女性が椅子に座ってひざ掛けをして暖かい飲み物を飲んでいるイラスト

それでも寒さが残るのはなぜか?

しっかり着込んでいるのに寒い。暖房をつけているのに、足元だけが冷たい。そんなときは、寒さの原因が気温ではない場合があります。冷たい空気は重く、下にたまりやすい性質があります。
窓や玄関などから冷えた空気が入り込むと、その空気は床に沿って流れ、足元に集まります。体はこの冷たい空気の流れを敏感に感じ取るため、温度計の数字以上に寒く感じるのです。
私たちが現場で寒さの相談を受けるときも、部屋が寒いというより、足元がずっと冷たいという声のほうが多く聞かれます。では、その冷たい空気は、いったいどこから入りやすいのでしょうか。実は、住まいの中には冷気が集まりやすい場所があります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
暖房が効いているのに足元が寒い場合、原因は暖房能力ではなく、冷気の侵入口や流れにあることがほとんどです。これは温度計の数値だけでは判断できません。上半身は暖かく、足元だけ冷たい場合は構造的な要因が考えられます。

ダウンジャンパーを着ているのに足元から冷えがきているイラスト

今回の寒波はやり過ごせてもまた寒波は来る

今回の寒波は、数日で過ぎていくかもしれません。春になれば、今感じている寒さも自然と忘れていくでしょう。
ただ、住まいを20年、30年と使っていく中で、寒波は何度もやってきます。寒波のたびに同じ場所で同じ寒さを感じているとしたら、それは住まいからのサインとも言えます。
どこで寒さを強く感じたか、どんな動きがしづらかったか、それを覚えておくだけでも、次の冬に向けた準備になります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
寒波のたびに同じ場所で寒さを感じる場合、住まいの性能や使い方が変わらない限り、その状況は繰り返されます。現場では、こうした毎年同じ違和感が相談のきっかけになることが多いです。数年続いている違和感は、住まいからの明確なサインです。

5年後、10年後、20年後の家の経過を表したイラスト

足元の冷えに関係する住まいのポイント

ここからは、足元の寒さにつながりやすい場所と、それに対するリフォームの例をご紹介します。対策というと家全体を思い浮かべがちですが、現場ではまず限られた場所の見直しから始まることがほとんどです。
実際の工事でも、家全体を断熱する前に、冷たい空気が入りやすい窓や玄関、水まわりを優先して確認します。どこが寒いのか、どこから冷気が入っているのか。この「原因」と「場所」を外さないことが、無駄のない寒さ対策につながります。
寒さを感じている場所と、手を入れる工事箇所が一致しているか。ここをしっかり見極めることが、後悔しないリフォームの第一歩です。

左が寒い家のイラスト、右が暖かい家のイラスト

内窓

窓まわりが冷えると、冷たい空気が窓際で生まれ、床に沿ってゆっくりと広がっていきます。
この冷気の流れが、足元の寒さを強く感じる原因になることも少なくありません。特に掃き出し窓や大きな窓がある部屋では、その影響が出やすくなります。
内窓を設置することで、外気の影響をやわらげ、窓際の冷え込みを抑えることができます。結果として、部屋全体の温度ムラが減り、足元の冷えも感じにくくなります。

二重窓の画像

玄関まわり

玄関は出入りのたびに外気が入りやすく、家の中でも特に冷気が侵入しやすい場所です。
入ってきた冷たい空気は軽くはね返ることなく、廊下や床付近にたまりやすいため、足元の冷えにつながります。
玄関ドアの断熱性能や、土間と室内の境目のつくりによって、寒さの感じ方に大きな差が出ることもあります。
玄関まわりを見直すことで、家の奥まで冷気が流れ込むのを防ぎ、住まい全体の冷え対策にもつながります。

玄関まわりの画像

洗面所・脱衣所

洗面所や脱衣所は短時間しか使わないため、多少寒くても我慢してしまいがちな場所です。
しかし、寒い空間での着替えや洗顔は、体への負担が大きくなりやすく、特に冬場は注意が必要です。
床や壁、窓からの冷えが重なることで、足元から一気に体温を奪われるケースもあります。
断熱や暖房の工夫を取り入れることで、ヒヤッとする不快感を減らし、安心して使える空間に近づけることができます。

脱衣所の

着込めばいいだけじゃないヒートショックの話

寒い時期になると、ヒートショックという言葉を耳にすることが増えます。多くの方がお風呂で起こるものという印象を持たれているかもしれませんが、ヒートショックは特定の場所を指す現象ではありません。急激な温度差によって体に負担がかかり、血圧が大きく変動することで、めまいや立ちくらみを起こしたり、場合によっては意識を失ったりすることがあります。
冬場は、このような温度差が家の中のさまざまな場面で生じやすく、決して特別な場所だけの問題ではありません。中でも注意が必要なのが、脱衣所や浴室、トイレといった水まわりです。これらの空間は家の中でも冷えやすく、暖房が行き届いていないことも多いため、暖かい部屋から移動した瞬間に大きな温度差が生まれやすくなります。
例えば、暖かい居間から寒い脱衣所へ移動し、さらに温かい湯船に入るという流れは、短時間で体が大きな温度変化にさらされます。こうした状況が重なることで、体への負担が一気に大きくなることがあります。
ヒートショックを防ぐためには、服装だけで寒さを我慢するのではなく、家の中の温度差そのものをできるだけ小さくする視点が欠かせません。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
ヒートショック対策で大切なのは、暖房器具を増やすことではなく、部屋ごとの温度差をどう抑えるかという点です。脱衣所や浴室、トイレなど、短時間しか使わない場所ほど要注意です。

お爺さんが寒い脱衣所から暖かいお風呂に入って「うっ!」と胸を押さえて苦しそうなイラスト

まとめ

寒波が来ると、まず寒さを感じ、とりあえず今できる対処をします。それでも残る足元のスースーした感覚は、冷たい空気の流れや住まいのつくりと関係していることがあります。
今回の寒波はやり過ごせても、寒さはまたやってきます。どこで寒さを感じたか、どんな場面で動きづらかったか。それは、次の冬に向けた住まいからの大切なサインです。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
寒さ対策は、着込むことだけでも、家を大きく変えることだけでもありません。寒さを感じる場所に気づくことが、無理のない住まいの整え方につながります。

考えがまとまり、前向きな結論に至る様子を表した写真

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私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
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取締役 山下 大輔

有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。

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