


今回ご紹介するのは、某企業様の本社ビルにあるワンフロア全面改修工事です。
長く使われてきたオフィスを、現代の働き方に合わせて大胆に生まれ変わらせるため、内装・レイアウト・設備すべてを見直し、一度スケルトン状態に戻してから再構築するという、非常に大規模なリノベーションとなりました。
オフィスの改修において最も重要なのは「使いやすさ」と「働きやすさ」、そして「企業イメージを高める空間づくり」。
それらを実現するには、既存の内装を一部残して取り繕うだけでは限界があります。新しい空間をつくり上げるためには、まず余計なものをなくすことが必要です。
本記事では、普段はあまり目にすることのない解体作業、既存設備の撤去、スケルトン化の工程について詳しくお伝えします。
壁の中に隠れている断熱材や配線、天井裏に集まる空調設備、床下の下地など、オフィスが「一度丸裸になる」瞬間は、新しい空間が生まれる前の大切なプロローグでもあります。ぜひご覧ください。
工事の第一段階は、既存の状態を正確に把握すること。
オフィスは長年の中で増設・補修・設備更新などを繰り返しているため、図面の情報だけではわからない部分が数多くあります。天井裏には古い配線や空調機の痕跡、壁の内部には過去の下地やボード、床下には複数の仕上げが重なっている箇所もありました。
この段階で、
・残すべき構造
・撤去できる部材
・注意すべき電気・配管ライン
を細かく確認していきます。
天井ボードを撤去すると、隠れていた配線・軽天・断熱材が一気に姿を現します。
天井が露出すると一気に空間が広がり、スケルトン化が進む様子がよく見えます。オフィスの天井裏は、照明や空調、機器を支える骨組みが最も集中する箇所。決して無造作に撤去できる場所ではありません。
再利用する照明ラインや空調設備の保護、不要配線の撤去、下地材の取り外しを慎重に行います。
今回の工事では、フロア全体を大きく使うため、既存の間仕切り壁を多く撤去しています。これにより、奥まで視線が通る開放的なワンフロアが生まれます。
壁の撤去時は、
・構造壁を傷つけないこと
・粉じんを抑える施工
・設備ラインの切り分け
など安全面を最優先に進めます。これまで区切られていた空間が一気に開け、フロア全体のスケール感が際立ってきます。
床は使用年数が長くなると、段差や沈みが発生しやすくなります。今回のフロアでも、複数の床材が重ねられていたり、経年による歪みが見られたため、既存の下地をほぼ全面撤去しました。
床組みを一旦リセットすることで、新しい仕上げ材に最適な下地に仕上げることができ、フロア全体の水平調整や配線や設備ルートの確保が可能になります。
天井・壁・床の解体がすべて終わると、空間はついにスケルトン状態へ。
配線・ダクト・床組みの痕跡がすべて露わになり、次の工程である「軽天組み」「床の新規下地づくり」に入っていきます。解体後のフロアは、広く、静かで、どこか新しい空間の誕生を予感させる雰囲気。
まさに、ここからゼロからの再構築がスタートします。
今回は、
✔ 天井・壁・床の全面解体
✔ 老朽化設備の撤去
✔ スケルトン化による空間リセット
✔ 次工程への準備完了
といった「再生のためのファーストステップ」をご紹介しました。次回は、新しい空間の骨組みが形になる「下地づくり編」 をお届けします。軽天工事・床組み・ボード貼りなど、空間が立ち上がってくる工程をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
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