9割の人が知らない、住まいのリアル。|第四弾|リフォームで“固定資産税”が変わるのはこんなとき

9割の人が知らない、住まいのリアル。|第四弾|リフォームで“固定資産税”が変わるのはこんなとき

「どんな工事をしたら固定資産税が変わるのかな?」そんなモヤモヤを抱えたまま、工事をためらっている人も少なくありません。屋根や外壁の塗り替え、水まわりの入れ替えは見た目がきれいになる分、「どこからが“固定資産税が変わる工事”なのか?」と気になるところ。
この記事では、固定資産税が変わる工事と変わらない工事の境目を整理し、最後に“知っている人だけ得する話”もお届けします。読み終えたとき、きっとリフォーム計画が立てやすくなっているはずです。

気になる「工事したら固定資産税が上がる?」問題

「リフォームすると固定資産税が変わるのでは?」という不安は多くの方が抱いています。屋根や外壁の塗り替え、キッチンやお風呂の入れ替えなど、見た目がきれいになる工事ほど心配になりますよね。けれども実際には、固定資産税が変わるのは“建物の価値が上がると判断されたとき”だけ。どんな工事なら固定資産税が変わるのか、その境目を知ることが第一歩です。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
「工事をしたら必ず上がる」わけではありません。まずは境目を知ることから始めましょう。

 

外壁塗装をしている写真

実はほとんど変わらない固定資産税

屋根の葺き替え、外壁塗装、クロス貼り替え、キッチンやお風呂の交換などは「元の状態に戻す工事」とされるため、固定資産税の評価額はほとんど据え置きになります。見た目がきれいになったからといって、すぐに税額が上がるわけではありません。“変わる工事”との違いが分かれば、必要なメンテナンスをためらわずに進められます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
屋根・外壁・水まわり交換は「価値回復工事」と覚えると安心です。

大勢の職人がキッチンの入替工事をしている写真

逆に上がるのはこんな工事

固定資産税が“変わる”のは、建物の価値が大きく上がる工事をしたとき。たとえば床面積が増える増築、平屋を2階建てにする工事、住宅を店舗にする用途変更などが該当します。建物の評価額が再計算され、翌年度から固定資産税が上がる可能性があります。大規模な間取り変更や耐震補強で建築確認が必要になる場合も同じです。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
「増築や建築確認が必要な工事は評価額が上がる可能性がある」と覚えておきましょう。

室内の改装工事をしている写真

そもそもなぜ価値が上がっているって分かるの?

「大きな工事をしたことなんて、どうやって分かるの?」と疑問に思う方も多いはず。実は、増築や大きな間取り変更をするときには市役所に届け出をしてから工事を始めます。この情報がきっかけとなり、調査の対象になります。工事が終わると市役所から家屋調査のお知らせが届き、日程を調整して調査員が訪問。家屋調査では建物の広さや構造を確認し、固定資産税の計算に使う評価額を見直します。こうした流れを知っておけば、「知らないうちに税額が上がるのでは?」という不安も減ります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
通知が届いたら、工事内容をメモしておくと調査がスムーズです。

女性スタッフが家の査定をしている写真

固定資産税が下がる工事もあるって知ってた?

さて、ここからが本題です。

増築で固定資産税が上がることは知っている人が多いですが、実は“変わる”どころか下がる工事もあります。国土交通省のホームページによると、バリアフリー改修、耐震改修、省エネ改修といった“暮らしを安全・快適にする工事”を行うと、翌年度分の固定資産税が一部減額される特例があります。たとえば浴室の段差をなくしたり、手すりを設置したり、窓や床を断熱仕様に変えるなど、暮らしやすさを高める工事が対象です。

ただし、工事額や築年数、居住している人の年齢や介護認定といった要件が決まっていて、これを満たした場合のみ翌年度分の税額が3分の1〜2分の1程度減額されます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
特例の対象期間は令和8年3月31日までに完了した工事。条件や必要書類は市区町村で確認して、計画的に進めましょう。

階段の手すりの写真

申請しないとゼロ!期限にも注意

ここが見落とされがちなポイントです。
この減税特例は、自動で適用されるわけではありません。工事が終わったら3か月以内に申告し、必要書類を提出して初めて減税が受けられます。この仕組みを知らずに申請を忘れ、減税を受けられなかったというケースも少なくありません。知っているかどうかで負担が大きく変わる、まさに“9割の人が知らない”落とし穴です。工事計画と同時に、申請の準備もスケジュールに入れておくと安心です。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
スマホのカレンダーやリマインダーに「申請期限」を登録して、忘れないようアラート設定しておきましょう。

市役所と申請書のイラスト

「どこまでやったら変わる?」のモヤモヤ、今日でスッキリ。

「どんな工事をすると固定資産税が変わるのか分からず、不安になっていませんか?」
実際は、ほとんどの工事では税額は変わらず、さらに減税が受けられるチャンスもあります。ただし、申請しなければゼロ、しかも期限は決まっています。

今日この記事を読んだあなたは、もう「9割の人が知らない」から抜け出した1割の人。この機会に、家のメンテナンスと一緒に固定資産税のことも見直して、“損しないリフォーム”を計画してみませんか?

税金に押しつぶされている人から減税をカットしているイラスト

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。

大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること

より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。

リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

ご連絡先
0120-156-805

お問い合わせフォーム

https://yamakoo805.com/contact.php

取締役 山下 大輔

有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。

SEARCH

CATEGORY

GROUP