近年、お風呂のデザインが大きく変わりつつあります。従来の浴室には鏡やカウンターが当たり前のように設置されていましたが、現在ではこれらをあえて省いた新しいスタイルが注目を集めています。その理由は機能性とデザイン性、そしてメンテナンス性の向上にあります。特に人気を博しているのが、壁面4面にマグネットパネルを採用したユニットバスです。このシンプルかつ実用的な設計が、一部のユーザーから絶大な支持を受けています。今回は、鏡やカウンターを省いたユニットバスを選ぶメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたのバスルーム選びに役立つ情報をお届けします。ぜひご覧ください。
今のユニットバスは、浴室の壁4面にマグネット対応パネルを採用した新しいタイプのバスルームが多くなっています。従来の浴室では、鏡やカウンターが固定式で設置されているのが一般的でしたが、今は壁全体がマグネット対応になっているため、収納やアクセサリーを必要な場所に自由に配置でき、家族の使い方に合わせたカスタマイズが可能です。また、デザインがシンプルで洗練されていることも人気の理由の一つです。掃除の手間が減るだけでなく、見た目もすっきりするため、あえて鏡やカウンターを付けない人が増えています。近年では、TOTOやLIXIL、Panasonic、クリナップなど多くのメーカーがこの機能を標準搭載しており、特に新築住宅で採用されることが多くなっています。
鏡やカウンターを無くしてしまって、自由にカスタマイズできる新しい浴室ですが、どういったメリットがあるのでしょうか。
・掃除が楽
・デザイン性
・柔軟性
一つずつ見ていきましょう。
従来の浴室にある固定式の鏡やカウンターは、水垢やカビが発生しやすい箇所でしたが、マグネットで自由に位置を変えられるため、掃除の頻度や手間を大幅に減らすことができます。さらに、壁面がフラットで継ぎ目が少ないため、簡単に拭き掃除ができるのも魅力です。特に水廻りの掃除が苦手な方や、時間を節約したい方にとって、メンテナンスの負担が軽減されるのは大きなポイントです。清潔感を保ちながらも、苦手な掃除から解放されるというだけでも、大きなメリットと言えるでしょう。
鏡やカウンターがないため、見た目がスッキリし、生活感を抑えた浴室空間にすることができます。特に、ミニマリスト志向の方やインテリアにこだわりたい方にはぴったりのスタイルです。また、カスタマイズ性が高いため、家族構成やライフスタイルに合わせてアイテムを配置でき、自由度の高いデザインを楽しむことができます。シンプルでありながら機能的な浴室は、住まい全体の印象をグレードアップしてくれます。
家族の成長やライフスタイルの変化に応じて、アイテムの配置を簡単に変更できるため、その時に合った一番良い使い方にできます。例えば、子どもが小さいうちは、誤飲を防ぐために手の届かない高い位置に設置し、小学生くらいになって自分で使えるようになったら、低い位置に収納を移動、そして大人だけの生活になればまた高い位置に移動する、といった調整が可能です。また、必要な時にだけ使えるマグネット式の収納やフックを使えば、浴室のスペースを有効活用できます。常に「自分たち仕様」のお風呂を保てる点が、幅広いユーザーから評価されています。
とてもスッキリとした使い方ができる反面、デメリットもあります。
・使用感の違い
・初期費用が高い場合も
・アイテムの管理が必要
一つずつ見ていきましょう。
固定式の鏡やカウンターに慣れている方にとって、これらがないことは「物足りない」と感じるかもしれません。また、頻繁に鏡を使用する方には、毎回取り外して使用するスタイルが煩雑に思えることもあります。従来の浴室を使い慣れている方は、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
余計なものを取り外しても、壁面のパネルやマグネット対応の鏡などの専用アクセサリーにコストがかかるため、初期費用が高くなるケースがあります。また、メーカーやモデルによって価格帯が異なるため、自分に合った選択をすることが大切です。
マグネット式のアクセサリーは簡単に着脱できる反面、アイテムが増えすぎると、かえって浴室が雑然とした印象になることもあります。必要最低限のアイテムに絞り、定期的に整理整頓を心がけましょう。さらに、磁力が弱まるとアイテムがずれる可能性があるため、定期的な点検も重要です。
マグネットアイテムにすると、本当に必要なものだけを選び、必要になった時に取り入れるというシンプルな考え方ができます。このスタイルは、お手入れの手間を大幅に軽減し、日々のメンテナンスが楽になるだけでなく、浴室内をすっきり美しく保つことができます。また、収納アイテムはもちろん、手桶や鏡までマグネットで簡単に取り付けられる柔軟性も魅力です。さらに、今のお風呂はゆったりと足を伸ばして入れるものが多いため、長風呂が趣味の方は、マグネットバスポケットをドリンクホルダー代わりに使うという新しい楽しみ方もおすすめです。お風呂で水分補給をしながらリラックスできるのは、従来の固定式アイテムでは味わえなかった利便性の一例です。自由に配置を変えられることで、自分だけの快適空間を作り上げることが可能になります。この自由度の高さを活かして、日々のバスタイムをより快適で楽しいものに変えてみませんか？
私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。
大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
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より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
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有限会社ヤマコー
取締役 山下 大輔
私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。
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