今回は大阪府のフォトスタジオ新装工事をご依頼いただきました。
オーナー様からのお客様の人生に共感し、笑顔と幸せな思い出を未来に残すための場所にしたいという想いを受け、誰もが主役になれる特別な場所を考えました。
お客様一人ひとりの個性や喜びに寄り添い、心地よく、思い出に残る場所になるような素敵な空間に仕上げました。
スタジオとしての実用性はもちろん、来られたお客様のご要望や思い出に残る写真撮影をサポートするために、導線やスペースの使い勝手に配慮しました。
光沢感や光の反射具合など、写真撮影において重要な要素にも焦点を当て、クオリティの高い撮影が行えるような空間づくりをご提案し、お客様が心地よく過ごし、素敵な1枚になるようなスタジオづくりを心がけました。
室内を作っていく前に、照明の位置やコンセントの配置など、オーナー様の要望に基づいた電気や配線を配置していきます。
この電気配線工事ですが、「電気工事法」という法律があるため、一般の人によるDIYはできません。
これは、配線が熱を持ちやすくショートしやすい性質を持っており、発火の危険性があるためです。
電気配線工事は知識と経験が必要な作業です。そのため、配線に不用意に触れることで感電する危険も伴いますので、一般の方は触らないように注意が必要です。
空間内部を仕切るために、しっかりとした骨組みを組み立てていきます。
この内装の骨組みは、部屋の耐久性だけでなく、その後の工程にも大きな影響を与えるため、大工の腕が求められる工程です。
先程の電気配線工事やこれから行われる内装工事を考慮しながら、しっかりと組み立てていきます。
骨組みが終わると、石膏ボードを貼って壁や天井の下地を形成していきます。
石膏ボードとは、石膏を主成分とし、厚みのある特殊な紙で包まれた板状の素材のことです。
この石膏は結晶水を含んでおり、炎や熱にさらされるとこの水が蒸気として放出され、同時に熱を吸収するため、耐火性や防火性があります。
さらに遮音・断熱性能も備えているため、プライバシーを重視する場所でよく使用されます。
このボード同士の継ぎ目などは特に慎重に作業を進めていきます。
その後、隙間をボードの間や穴をキレイに整えて、壁をツルツルに仕上げるためのパテ処理で丁寧に埋めていきます。
こちらはトイレの配管です。
この配管の長さを整え、固定してこの上に新しい便器を設置します。
その後、この配管が見えないよう、配管用の床を設置します。
洗面カウンターには天然杉板を採用しました。
杉は調湿性や断熱性が高く、衝撃吸収や日々変わっていく雰囲気が魅力です。
特に、年月が経つごとに木目や年輪が徐々に濃く変化し、最初とは異なる雰囲気が生まれ、味わい深い棚板に仕上がります。
これにより、空間に温かみと自然な趣が加わることも楽しみの一つです。
ナチュラルなデザインは、そのままの木の風合いが活かされています。
天然木の温かみや風合いを感じながら、木の素材がもたらす温もりに包まれ、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
業種は多岐に渡り、焼肉店、居酒屋、マッサージ店、ネットカフェ、歯科医院など、他にも数多くの業種による幅広い実績を持ちます。
私たちが多業種のオーナー様に選ばれ続けている3つの理由
・設計デザインにおいて提案するプランニング力
・オーナー様の想いをカタチにできる現場力
・価値を高める空間アイデア
ヤマコーには大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しています。
建築を知り、建物を知り、デザインを知り、造り方を知り尽くした私たちだからこそ実現できる現場力。
現場の進捗をオーナー様と随時確認し、ご要望において「できるかできないか」の回答をその場でお答えすることが可能であり、構造上「できない」と判断した場合は、オーナー様の納得のいくご提案をいたします。
その現場力こそが業種という垣根を越えて、私たちヤマコーが選ばれ続けている理由です。
店舗リフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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