元玄関を部屋へ再設計|外壁補修と造作カウンターで生まれ変わった施工事例

元玄関を部屋へ再設計|外壁補修と造作カウンターで生まれ変わった施工事例

前回は、新しく設けた玄関についてご紹介しました。では、もともとの玄関はどうなったのか。
この場所、外に面している分、光がしっかり入る絶好の場所。
そのため、そのまま壁にしてしまうのは少しもったいない位置でもありました。
ただ、玄関だった場所をそのまま室内として使えるかというと、そう単純な話でもありません。
外とつながっていた構造のままでは、雨や風、温度の影響を受けやすく、部屋として使うには少し足りない部分が出てきます。
そこで今回は、外壁としてきちんと整えながら、窓を設けて室内に取り込む形にしています。
見た目を変えるというより、外だった場所を、ちゃんと室内として使える状態に整える。そんな視点で進めた工事です。

元玄関の状態|役割を終えた空間の現状

外と室内がそのままつながっているつくりで、いわゆる玄関としては一般的な形です。
前回はこの玄関を別の場所に移した工事をご紹介しましたが、今回はそのあと、この出入口がどう変わっていくのかを見ていきます。
しかし今回は玄関自体を別の場所に移しているため、この出入口は役割を終えることになります。
とはいえ、このまま単純に塞ぐだけでは、外壁としても、室内としても中途半端になってしまいます。
ここをどう整えるかが、今回のポイントになります。

もともとの玄関の状態と外観の様子の画像

防水処理|外に面していた部分を整えていく工程

この場所は、玄関だった場所なので、そのままだと普通に雨も風も入ってきます。
そのため、一度この面をきちんと外壁として整えていきます。
まずは下地となる板を貼って、壁のベースをつくります。その上から、防水シートを張っていきます。
こうしていくと、なんとなくですが、ここが壁になっていく感じが見えてきます。
まだ開口は残っていますが、外だった場所が少しずつ切り替わっていくのが分かる工程です。

防水シートで雨水の侵入を防ぐ重要な工程の画像

開口|骨組みを整える

防水ができたところで、中から開口の形を整えていきます。
もともとの玄関のままだと少し大きいので、窓としてちょうどいいサイズに調整していくイメージです。
高さや位置を見ながら、ここかな、いやもう少しかな、みたいな感じで少しずつ決めていき、窓としてちょうどいいバランスになるように、少しずつ調整していきます。

窓になる部分の開口を調整しながら骨組みを組んでいる画像

サッシ取付|空間の性格が変わる

防水まで整ったところで、サッシを取り付けていきます。ここがひとつの切り替わりです。
それまで外とつながっていたこの場所も、窓が入ることで、ちゃんと内と外に分かれていきます。
実際の作業は、はめて終わりではなくて、当てて、外して、また当てて…を繰り返しながら位置を見ていきます。
ほんの少しのズレでも納まりに影響が出るので、このあたりはかなり神経を使うところです。
きれいにおさまると見た目も整いますし、開け閉めの感じや、すき間の出方も変わってきます。

職人がサッシをビス打ちしながら取り付けている画像

外壁下地(ラスカット)|仕上げに向けた土台づくり

サッシの取付が終わると、次は外壁の仕上げに向けた準備に入ります。
この段階では、まだ仕上げの壁ではなくて、その手前の下地をつくっているところです。
外から見ると、少しザラッとした板のようなものが張られていきます。この上に、コテで塗って仕上げる壁をつくっていきます。
今回使っているのは、ラスカットという下地材です。本来は金属の網を張ってから塗るような工程ですが、この材料を使うことで、その役割を一枚で兼ねることができます。

職人が壁にラスカットを貼っている画像

左官仕上げ|外壁として完成形に近づく工程

最後は左官仕上げです。
下地の上から材料を塗り込み、外壁としての仕上げをつくっていきます。
コテで均しながら、表情を整えていく作業です。
この工程までくると、元が玄関だったとは分からない状態になってきます。
このあと塗装を行い、外壁として完全に仕上げていきます。

職人がラスカットの上から左官でモルタル仕上げをしている画像

完成|玄関だった場所が、ひとつの居場所へ

今回の工事は、ただ玄関をなくすというものではありませんでした。
外だった場所を、室内としてちゃんと使える状態に整える。
そのために、骨組み、防水、サッシ、外壁と、順番に組み立てていっています。
見た目だけでなく、性能としても成立させること。
このあたりが、リフォームならではの難しさでもあり、面白さでもあります。
同じように、使わなくなった出入口やスペースでも、やり方次第で活かし方はいろいろあります。

ちょっともったいないなと思う場所があれば、一度見直してみるのもひとつかもしれません。

完成した外壁の画像

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
また、外壁塗装や屋根葺き替え、雨漏り補修、キッチン、お風呂(ユニットバス)、トイレ、カーポート、駐車場、花壇など家に関することであればどのような工事でも承ることができます。
リフォームは一から作り上げる新築に比べ、設計能力だけでなく家の造り方を知らなければ対応できません。
最近では、外壁、屋根、水回り専門というリフォーム会社が増えているようですが、その方々は家をトータルでサポートすることはできません。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。
信頼関係を大切にしているからこそ、多くのお客様から再度ご依頼をいただいております。

戸建てリフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

ご連絡先
0120-156-805

お問い合わせフォーム

https://yamakoo805.com/contact.php

取締役 山下 大輔

有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。

SEARCH

CATEGORY

GROUP

よく読まれている記事