クリスマスの時期は、外食やお出かけが増えたり、帰宅時間が遅くなったりと、いつもとは違う生活リズムになりやすい季節です。
楽しい行事が増える一方で、住まいの防犯については、つい後回しになってしまうことも少なくありません。
実はこの時期、家を空ける時間が増えることで、普段は気づきにくい住まいの弱点が見えやすくなる場面も多くあります。
今回は、クリスマスを楽しみながら意識しておきたい防犯の考え方と、自宅まわりで見直しておきたい現場でよく目にするポイントを工務店の視点で整理してみました。
大切な時間を安心して過ごすためのヒントとして、ぜひ読んでみてください。
街にイルミネーションが灯り、クリスマスの雰囲気が高まってくると、私たちの暮らしも自然と少しずつ変わっていきます。仕事帰りに食事へ出かけたり、プレゼントを買いに行ったり、週末には家族や友人と外出する機会が増える方も多いのではないでしょうか。
こうした時期は、家を空ける時間がいつもより長くなりやすく、帰宅時間も似たような時間帯に集中しがちです。住んでいる側にとっては特別なことではなくても、外から見ると生活のリズムが分かりやすくなってしまうことがあります。
また、冬は日が短く暗くなる時間が早い季節です。夕方にはすでに外が暗くなり、夜の時間が長く感じられます。その分、家の明かりや外構の照明が目立ちやすくなり、住まいの様子が外から見えやすくなるのもこの時期の特徴です。
クリスマスは、楽しい予定が増える反面、住まいの見え方がいつもと少し変わる季節でもあります。防犯という言葉を聞くと身構えてしまうかもしれませんが、まずは暮らしの動きがどう変わっているかに気づくことが、安心への第一歩になります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
イベントが増える季節は、防犯を見直す合図です。特別な対策より、暮らしの変化に気づくことから始めましょう。
クリスマスが近づくと、室内の照明を少し華やかにしたり、リビングにツリーを飾ったりと、家の中の雰囲気も明るくなります。外から見ると、温かく楽しそうな印象が伝わり、見ているだけでワクワクするような光景になることもあります。
一方で、こうした明かりは在宅しているかどうかの印象にも影響します。毎日ほぼ同じ時間に照明が点き、同じ時間に消える状態が続くと、外から見たときに生活のリズムが読み取りやすくなる場合があります。
明かりがついていること自体が悪いわけではありません。大切なのは、どう見えるかという視点です。カーテンを閉めて室内の様子を見えにくくする、照明の点灯時間を少し変えるなど、ほんの小さな工夫で印象は変わります。
クリスマスの時期は、光を楽しむ季節でもあります。だからこそ、雰囲気づくりと安心感の両方を意識しながら、明かりの使い方を見直してみるのもおすすめです。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
光は雰囲気をつくるだけでなく、住まいの印象も左右します。見せたい雰囲気と見せたくない情報を分けて考えてみましょう。
クリスマスといえば、外構や庭先に飾るイルミネーションを楽しみにしている方も多いと思います。門まわりやアプローチ、フェンス沿いに灯るやわらかな光は、帰宅するたびに気持ちを明るくしてくれます。
実はこの外構イルミネーション、見せ方次第では防犯の面でも心強い味方になります。
人の気配を感じさせる明かりがあると、近づきにくい印象を与えることがあります。特に玄関まわりや門まわりが適度に明るいと、住まい全体に安心感が生まれます。
ポイントは、派手に光らせることではなく、きれいに整って見えること。足元や動線を照らすように配置された光は、住まいを大切にしている印象を与え、防犯面でもプラスに働きます。
クリスマスイルミネーションは、楽しむためのもの。そこに安心感が自然と重なれば、より気持ちよくこの季節を過ごすことができます。飾る場所や光の向きを少し意識するだけでも、見え方は大きく変わります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
外構の明かりは、飾りと安心を両立できます。動線や玄関まわりを意識して配置してみましょう。
クリスマスイルミネーションを楽しみたい一方で、気になるのが電気代という方も少なくありません。特に毎日点灯させる場合、どれくらいかかるのか不安になることもあるでしょう。
最近では、消費電力の少ない照明が増えており、使い方次第で負担を抑えることができます。
ポイントは、点灯時間と光の使い方です。日没から就寝までの時間に限定する、毎日同じ時間ではなく少しずらすなど、工夫することで無理なく楽しめます。また、すべてを一度に光らせるのではなく、見せたい場所を絞ることで、雰囲気を保ちながら電気代を抑えることもできます。
イルミネーションは、量よりも配置が大切です。少ない光でも、バランスよく配置されていれば、十分にクリスマスらしい雰囲気を演出できます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
長時間つけるなら、点灯時間と光の配置を意識するだけでも負担は変わります。
クリスマスシーズンは、玄関や外構が明るく飾られることが多い一方で、窓まわりは暗くなりがちです。実は、防犯の視点で注意したいのは、この窓まわりの明暗差です。
掃き出し窓や建物の裏側にある窓など、人目につきにくい場所は、夜になると特に暗くなりやすく、意識が向きにくい部分でもあります。
私たちが現場でよく感じるのは、玄関だけが明るく、窓まわりの暗さが見落とされている住まいが意外と多いということです。
玄関が明るくても、窓が暗いままだと、住まい全体の印象に偏りが出てしまいます。一度、夜の時間帯に外から自分の家を見てみると、思っていた以上に暗い場所が見つかることもあります。
クリスマスの飾り付けをきっかけに、家の明るい場所と暗い場所のバランスを見直してみると、防犯のヒントが見えてきます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
明るい場所と暗い場所の差に注目すると、防犯のヒントが見つかります。
クリスマスの玄関は、リースや小物で飾られ、訪れる人を迎える大切な場所になります。見た目が整っていると、それだけで気持ちが明るくなりますよね。
一方で、この時期は宅配物や荷物が増え、玄関まわりが散らかりやすくなる季節でもあります。
段ボールや荷物が置かれたままになっていると、生活感が外に伝わりやすくなります。きれいに見せたい玄関だからこそ、飾りと整理のバランスを意識することが大切です。
玄関まわりが整っている住まいは、住んでいる人の目が行き届いている印象を与えます。これは、防犯だけでなく、暮らし全体の安心感にもつながります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
整った玄関は、防犯だけでなく気持ちの面でも安心感を高めてくれます。
クリスマスは、暮らしを楽しむための特別な時間です。その中で感じたちょっとした違和感や気づきは、来年の暮らしをより安心なものにするヒントになります。
今すぐ何かを変えなければいけないわけではありません。気になった場所を覚えておく、家族と話してみる。それだけでも十分です。
楽しい行事の中で見えてくる住まいの姿は、普段とは少し違って見えるものです。クリスマスのワクワク感と一緒に、住まいの安心についても少しだけ考えてみる。そんな時間を持つことが、これからの暮らしにつながっていきます。
楽しいひとときを大切に、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。
私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。
大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること
より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。
リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
ご連絡先
0120-156-805
お問い合わせフォーム
有限会社ヤマコー
取締役 山下 大輔
私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。