今回は、焼肉店のスケルトンリフォームをご依頼いただきました。
もとの建物を一度“骨組み”の状態まで戻し、オーナー様のこだわりやご要望を反映しながら、ゼロから空間を組み立て直した本プロジェクト。内装は黒を基調に、木目のやわらかさを組み合わせることで、落ち着きと高級感のあるシックな雰囲気を目指しました。特に印象的なのが、個室空間をさらに進化させた「VIPルーム」。トイレまでも分離された設計で、プライバシーに配慮したつくりになっています。店舗はビジネス街に立地しており、周囲の目を気にせず会話に集中したいお客様にも最適。上質な食と空間を静かに楽しめる焼肉店として、新たな価値をご提案しています。
外部サインには、透明感のあるアクリルを使用し、店名ロゴと家紋風のマークを配しました。緑の背景との調和により、シンプルでありながらも高級感のある印象に仕上げました。
風除室の扉にPanasonic「ベリティス HC型」を採用。やわらかな採光と安心の設計で、空間をやさしく仕切ります。
シンプルな造作の受付カウンターは、無駄を省いた設計で洗練された印象に。淡い木目とグレートーンの壁紙が調和し、上質な空間の入り口としての機能を果たします。
黒を基調に木の温もりを加えたシックな空間。衝立は上下可動式で、人数に応じてプライベート空間にも団体利用にも対応できます。
壁・家具・建具を同系色の木目で統一し、会食や接待にふさわしい落ち着いた個室を演出。遮音性とプライバシーにも配慮された空間設計です。
入口から離れた場所に設けた完全個室のVIPルームは、扉を開けても中が見えず、静かで上質なひとときを演出します。
VIPルーム専用のトイレには、白の洗面ボウルと木目カウンターを採用。落ち着きと高級感を両立したデザインです。
トイレに続く通路の床には白のタイルを使用し、段差部分にはフットライトを設置。移動の安全性を確保するとともに、空間全体に高級感を演出しています。
左右に個室トイレを設けた中央に、黒のボウルと間接照明付きの鏡を配置。ホテルライクなデザインで、“空間の端”にまでこだわりが感じられます。
限られた厨房スペースにも、効率的な動線設計を採用。ステンレス製の作業台と白壁の清潔感ある仕上げにより、プロの調理環境にふさわしい仕様です。
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