10年に一度の暑さ!? 住まいの“熱ごもり”を防ぐ 暮らしの豆知識

10年に一度の暑さ!? 住まいの“熱ごもり”を防ぐ 暮らしの豆知識

気象庁が発表した「高温に関する早期天候情報」によれば、今年の夏は平年よりかなり暑くなる見込み。つまり、“10年に一度レベルの猛暑”がやってくるかもしれないのです。「エアコンをつけても全然効かない」「夜になっても室温が下がらない」……それ、もしかすると家そのものが“熱をためこんでいる”からかもしれません。今回は、この暑さを少しでも和らげるために、自分でできるちょっとした工夫から、リフォームのヒントまで、住まいの“熱ごもり”を防ぐ7つの豆知識をご紹介します。まずはできることから、ぜひ試してみてください!

【1】屋根や外壁は“熱をためる場所”だった!

夏の日差しは想像以上に強烈で、屋根や壁の表面温度は60℃以上になることも。そうした熱がじわじわと室内に伝わり、エアコンの効きが悪くなってしまう原因になります。家の中が「熱源」のようになっているケースもあるんです。とはいえ、今すぐリフォームは…という方も、まずは外壁や屋根の色や素材をチェックしてみてください。濃い色や金属系の素材は熱を吸収しやすいため、熱ごもりの一因になっているかもしれません。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
もし、そろそろ外壁や屋根の塗装をお考えなら、遮熱・断熱効果のある塗料や素材を選ぶのもおすすめです。見た目を変えずに、家の“暑さ耐性”がぐっとアップしますよ。

 

白い折板屋根を施工している職人の写真

【2】「風が抜けない」には理由がある!

「窓を開けても風が入らない」と感じたことはありませんか? その原因のひとつが、窓の配置です。風は“対角線上”の窓があってこそスムーズに抜けるため、同じ方向の窓だけだと空気が滞ってしまうのです。まずは、ドアや廊下も活用して“風の通り道”をつくることから始めてみましょう。窓と窓の位置関係を意識し、開け方を工夫するだけでも変化が感じられることがあります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
それでも風が通らない場合は、小さな開口部や通風口をプラスするプチリフォームも効果的。風の流れを“設計する”発想が、快適さへの第一歩です。

窓からドアへ風が抜けていくイラスト

【3】コルクマットで“床からくる暑さ”をカット!

意外と見落としがちなのが床の暑さ。直射日光で温まった床は、じわじわと体に熱を伝えてきます。そんなときに役立つのが「コルクマット」。ホームセンターやネットでも手軽に購入でき、敷くだけで体感温度が最大5℃も変わるという声も!まずは自分で敷いてみて、効果を試してみるのもおすすめ。部屋の一部だけでも暑さが軽減されることがあります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
もし「部屋全体をカバーしたい」「段差や隙間が気になる」と感じたら、リフォームを検討するのも◎。見た目も快適性もぐっとアップしますよ。

コルク床の写真

【4】日よけで“直射日光”をブロック!

「室内に差し込む日差しを遮る」ことが、熱ごもりを防ぐ大事なポイント。カーテンを閉めるより、日差しを外側でカットするほうが圧倒的に効果的なのです。たとえば、すだれやサンシェード、植物のグリーンカーテンをベランダや窓の外に設置するだけで、室内温度の上昇を大きく抑えられます。ゴーヤや朝顔などを使えば、見た目にも涼しく、育てる楽しみもプラス!

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
外側からの遮熱がカギ!「グリーンカーテン+サンシェード」の合わせ技で、省エネと癒やしの空間づくりができるかも。設置場所に合わせたアドバイスもお任せください。

ゴーヤのグリーンカーテンの写真

【5】整理整頓は“空気の通り道”をつくること

モノが多い部屋は、風通しが悪くなります。窓の前に家具が置かれていたり、床に荷物が散らかっていたりすると、せっかくの空気の流れが止まってしまうんです。この夏は「涼しく過ごす片づけ」を意識して、まずは風の通り道をつくることから始めてみませんか?家具の高さや配置、カーテンのかかり方を少し工夫するだけで、部屋の風通しは劇的に変わります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
“整える”ことが熱ごもり対策にもなるなんてちょっと意外ですよね。リフォームまでは考えていないという方も、レイアウトの見直しで変化を感じられるかもしれません。

散らかった部屋の窓から風が入っているイラスト

【6】空気を“動かす工夫”が意外と効く!

エアコンをつけていても「なんかムラがある」「部屋の奥が暑い」と感じることはありませんか?それは、冷気が部屋全体にうまく回っていないサインかも。そんなときは、サーキュレーターや扇風機で空気を“ぐるぐる”動かすだけでも、体感温度が大きく変わります。特にエアコンの真下や、部屋の隅に熱がたまりやすい構造だと、「動かす」ことの効果は抜群です!

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
冷気を“下から上へ”押し上げるように風を送るのがコツ。空気が動く=熱も湿気もよどみにくくなるので、夏だけでなく梅雨時期や冬にも使える対策ですよ。

エアコンの空気を扇風機で循環させているイラスト

【7】窓まわりの工夫で“ジリジリ日差し”をカット!

夏の日差しは「明るい」だけでなく、「ジリジリ痛い」ような熱さを伴いますよね。とくに南向きや西向きの窓は、午後になると強烈な直射が入り、部屋の温度が一気に上がってしまうことも。
そんな時は、遮熱カーテンや窓用フィルムを使って、光と熱の“質”をコントロールするのがおすすめです。100均でも手に入る簡易タイプのフィルムから、UVカット・赤外線カットに特化した本格タイプまで、目的に応じて選べるのがうれしいところ。まずは1窓だけ試してみるのもアリです!

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
「冷房が効かない…」と感じたら、窓ガラスそのものの性能を見直すのも◎。内窓(2重窓)や断熱ガラスの設置は、夏も冬も効く“オールシーズン対策”になりますよ。

窓に遮熱シートを貼っているイラスト

「なんでこんなに暑いの?」と思ったら…

連日35℃を超えるような暑さでは、「家の中が暑すぎる」「エアコンが効かない」といった悩みが増えてきます。でもそれ、機械のせいではなく、住まいのつくりそのものが原因になっている可能性もあるんです。「高温に関する早期天候情報」が発表されるこの時期こそ、自分の家の状態をチェックしてみるチャンス!

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
ヤマコーでは、「なぜ暑いのか」「エアコンが効かないのはなぜか」など、住まいの“熱こもりチェック”を一緒に行っています。お気軽にご相談くださいね。

壊れたエアコンで子供が暑がっているイラスト

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。

大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること

より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。

リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

ご連絡先
0120-156-805

お問い合わせフォーム
https://yamakoo805.com/contact.php

取締役 山下 大輔

有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。

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