- 現場レポート
今回は、床の貼り替え工事の様子をご紹介します。見た目はきれいな状態でしたが、歩くと床が"ボコボコする"というお悩みがあり、下地の状態を含めた点検と補修を実施しました。毎日使う場所だからこそ、小さな違和感が積み重なるとストレスになってしまいます。今回は、「きれいに使っているのに、なぜか床が沈む感覚がある」とのお声から、下地材の劣化や不陸を調べるところからスタート。調査・解体から仕上げまで、ひとつずつ丁寧に工程を重ねることで、安心して歩ける快適な床に仕上がりました。今回はその各工程を詳しくご紹介します。ぜひご覧ください。
一見きれいに使われているように見えますが、「歩くと床が沈む感じがして不安」とのご相談を受けました。床の不具合は、見た目では分かりづらいため、実際に床材を一部剥がして、中の状態を確認することからスタートしました。
床の一部を解体し、中の状態を確認することからスタート。見た目にはわからなくても、床板の下に傷みやゆるみがあると、踏んだときに沈み込みやきしみが出てしまいます。今回は、現在の床材を剥がし、下地材を確認すると腐敗が見られたため、必要な範囲をしっかりと補修することになりました。
既存の床を剥がしたあと、下地となる合板をしっかりと張り直します。これで踏んでも沈まず、しっかりと安定した床に仕上げることができます。段差やたわみをなくすため、高さの調整や継ぎ目の処理も行います。今回は下地をすべて取り外し、新しい下地を入れていきます。
床材をきれいに貼るためには、表面の凹凸をなくしておく処理がとても重要です。つなぎ目やビス跡などのわずかな段差も、パテ材でなめらかに仕上げ、最終的な貼り上がりが美しくなるよう準備します。下地が完成したら、パテを塗っていきます。パテを塗ってすぐクッションフロアをのせると粘着力が不十分で、ズレが生じることがあるので、バーナーを使って半乾き状態にします。
半乾きのパテの上から、接着剤(ノリ)を床全体にまんべんなく塗り広げていきます。この工程は、貼った床材がずれたり浮いたりしないようにするための作業です。乾き具合や気温にも気を配りながら進めていきます。
今回使用したのは、木目調のクッションフロアシート。ナチュラルな明るい色味で、既存のインテリアにもなじむデザインです。シートの継ぎ目を合わせながら丁寧に貼り込み、角の収まりや見切りも美しく仕上げていきます。空気が入らないようにゆっくりクッションフロアを敷いていきます。
新しいクッションフロアを貼り終えた後、もともとの床下点検口の位置に合わせて、床材を丁寧にカットしていきます。周囲のデザインと馴染ませながら、目立たず使いやすい開口部を仕上げるためには、慎重な寸法取りと、細やかな作業が求められます。カッターの刃先に神経を集中させ、継ぎ目がきれいにそろうよう丁寧に切り出していきます。
もともとあった床下点検口も新しい床材で再度つくり直します。元の機能はしっかり残しつつ、目立たないように自然におさめる工夫を施します。床下点検口の周囲もしっかり空気を抜きながらしっかりと圧着していきます。目地の部分がずれないよう注意が必要です。
すべての工程を終え、足元の違和感もなく、床のボコボコもなくなりました。毎日歩く場所だからこそ、安心して使える床に整えることはとても大切です。クッションフロアは、表面がビニールでできており、目地が浅いため、水拭きでキレイになります。お子様の食べこぼしなどのお掃除がラクになりそうですね。見た目にも明るく清潔感のある床に仕上がりました。
私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。
大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること
より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。
リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
ご連絡先
0120-156-805
お問い合わせフォーム