- 現場レポート
今回は、店舗2階部分の内装工事の様子をご紹介いたします。こちら2階部分はお客様のプライベートな集まりや、集会室として使われます。1階とはまた違った雰囲気の空間づくりを目指します。
店舗の横に階段を設置することにより、プライバシーをしっかり確保します。これで、店舗内を通らずに直接2階に上がることができるようになりました。店舗と住居が一体となっている場合、店舗利用のお客様が誤って2階に上がってしまう可能性があるため、このような工夫が必要です。
建物の中の温かさや涼しさを保つために断熱材を入れていきます。断熱材は、外からの寒さや暑さを家の中に入れないようにするためのものです。断熱材にはいろいろな種類があります。例えば、ガラスや岩から作られた繊維のようなものや、軽くて丈夫な発泡スチロール、リサイクルされた新聞紙から作られたセルロースファイバーなどがあります。それぞれに長所や短所がありますが、どの素材も家を快適に保ってくれます。壁や天井に断熱材を敷き詰めることにより、暑い時には外からの熱を防いでくれて、逆に寒い時には家の中の温かさを保ってくれます。
断熱材が敷き詰められたら、耐火・防火などの安全性やコスト面で多くのメリットがある石膏ボードを天井と壁に貼っていきます。この石膏ボードは、建築現場で広く使われており、一般的には壁には集めのボード、天井には薄めのボードを貼ります。ボードを貼り終わったら、パテ処理に移ります。パテ処理はボード同士の隙間や穴を埋める作業で、隙間や穴を埋めて、壁や天井をなめらかに整えます。
壁のクロスは機械で糊をつけていきます。まず機械にのりをセットして、どのくらい糊を出すかを調整します。次に、カットするクロスの長さを設定して、機械が自動で端をカットしながら糊をつけていきます。設定した長さになったら機械がストップするので、そこでカッターでカットして、完成です。昔は、刷毛を使って1枚1枚丁寧に糊を付けていましたが、この機械が登場してから、とてもスピーディーに作業ができるようになった上、工期も短縮でき、効率よく作業が進められるようになりました。
壁を貼り終えたら、キッチンの収納棚を設置します。今回は壁付けキッチンを設置しました。このキッチンを壁付けにする一番のメリットは、スペースを有効活用できることです。部屋の端に設置するため、他のキッチンと比較するとデッドスペースができにくくなっています。広さが十分でない場所でも、しっかりとした動線が確保できるというメリットがありますよ。
また、壁に収納棚を取り付けることもできますので、キッチンがスッキリします。
さらに、自然とキッチンの後ろにテーブルを置くという配置になるため、食事の用意や片付けをサッとできるのもいいですね。
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
業種は多岐に渡り、焼肉店、居酒屋、マッサージ店、ネットカフェ、歯科医院など、他にも数多くの業種による幅広い実績を持ちます。
私たちが多業種のオーナー様に選ばれ続けている3つの理由
・設計デザインにおいて提案するプランニング力
・オーナー様の想いをカタチにできる現場力
・価値を高める空間アイデア
ヤマコーには大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しています。
建築を知り、建物を知り、デザインを知り、造り方を知り尽くした私たちだからこそ実現できる現場力。
現場の進捗をオーナー様と随時確認し、ご要望において「できるかできないか」の回答をその場でお答えすることが可能であり、構造上「できない」と判断した場合は、オーナー様の納得のいくご提案をいたします。
その現場力こそが業種という垣根を越えて、私たちヤマコーが選ばれ続けている理由です。
店舗リフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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