- リフォームトピックス
実は建築業界において、4月は「値上げの季節」となっていることをご存じでしょうか。その理由はコロナウィルスによるウッドショック、円安の影響、ウクライナ抗争による物流コストの高騰、人件費が理由で上げられております。その影響によって、建物に使用する設備や建材をすべてのメーカーが少しずつ値上げしています。
今回は、なぜな建築メーカーの設備や建材ががこんなに値上がりし続けているのかをお伝えしたいと思います。
日々の暮らしに欠かせない水廻りや電気設備は、値上げが続くと費用面での負担が大きくなります。今年も大手住宅設備機器メーカーの値上げ発表があり、ほとんどの商品が軒並み2~15%の値上げとなりました。その理由は以下の4つが挙げられます。
2020年に始まった新型コロナウイルスの影響で、世界中の人々の生活や働き方が大きく変わりました。たくさんの企業がテレワークを導入し、自宅で仕事をする人が急増しました。そのため、自宅を快適にするための需要が高まり、住宅建築の需要も急速に増えたのです。
しかし、建築にはたくさんの木材が必要です。この木材の需要が急増したため、木材が不足し、輸入木材の価格も高騰しました。これが「ウッドショック」と呼ばれる現象です。
さらに、海上輸送の問題もあり、今もまだ木材の供給が不足している状況が続いています。このような状況が住宅市場全体の価格を上げる影響になっています。
2022年ごろから円安が続き、今もなお、じわじわと円安が進んでいます。日本では、建物を建てる際に必要な資材の多くを海外から輸入しているため、円安になると輸入する資材の値段が上がり、建築費用も高くなってしまうのです。また、資材の高騰により、必然的に半導体を用いた住宅設備の価格も上がります。
コロナウイルスの影響で、世界中で物流に関する問題が起こっています。コンテナ不足が起き、コンテナを使った運送の料金が上がっているため、資材や設備を運ぶ際にも影響を及ぼしています。資材の需要が増え、運送費用もかかるといった要因が重なり、物流業界だけでなく建築業界にも影響を与えています。
また、ガソリンや電気・ガスなどのエネルギー価格が上がっていることも原因の一つです。日本では、石油をほとんど輸入に頼っているため、運送時のガソリン代にも反映されているのです。
日本では労働者不足が深刻化しています。つまり、必要な工事やリフォームをするときに、働く人が足りなくなっているのです。そのため、働く人が少ない中で仕事をする人たちは、その分の負担が増えるため、工事やリフォームの価格が上がることになります。
また、コロナ禍で外出や仕事が制限されるなどして、工事やリフォームをする人が増え、需要が増えたことも価格上昇の原因です。このように、人件費の上昇や需要の増加などが重なって、工事やリフォームの価格が全体的に上昇しているのです。
住宅の建築費用やリフォームは今後、上がることはあっても下がることはないと思われます。なぜなら、建築に必要な材料の価格が今もまだ上昇傾向にあるからです。もし今リフォームを考えているなら、できるだけ早く計画を進めた方が、費用の負担も少なく済むかもしれません。さらに今後、消費税が上がれば、その分負担も増えます。今は、リフォームに関して国から「住宅省エネ2024キャンペーン」という国土交通省、経済産業省及び環境省の3省が、それぞれ取り組む住宅の省エネリフォームを推進するため、対象工事に限り、補助金がでるキャンペーンをしています。私たちヤマコーのように、工事する工務店が登録事業者であることが条件ですが、こういった補助金が使える時にリフォームをすると、負担軽減に繋がります。
最近の値上げは、もはや春の風物詩であるかのように、すんなり「ああ、また値上げね。」とスルーしてしまう自分がいます。ガソリンも昔はリッター100円切っていたのになあと、あの頃が懐かしく感じます。アサイはめんどくさがりなので、家計簿をつけていません。しかし、家計簿をつけているしっかり者の友達から、「前にトイレ入れ替えた時は、〇〇円だったのに、今はこんなに上がっているのよ!」などと話を聞き、その値上げ幅に驚きました。今は建材も値上がりが続き、よく見積もり期限1か月などの表記があるのですが、その1か月の間にも上がり続けるという戦々恐々とした状態です。まさに高級お寿司屋さんの「時価」並み!今や、どの業界も「時価」状態でないと商売が出来ないのではないかと思うほど、値上がりが続いています。
結論、今、使用している水廻り設備ですが、使えているなら無理に変える必要はないと思います。そのまま大切に使ってください。
しかし、少しでも不便を感じていたり、そろそろ替え時かなと感じているならば、迷わず早めに行動を起こした方がよいでしょう。消費税でも、上がる前に一斉に行動を起こしますよね。あれは、〇月から確実に上がるということが分かっているため、あらかじめ動きやすいのです。残念ながら、リフォームにはそういった〇月から確実に上がるとはお伝えしずらい部分があります。しかしここ数年、各メーカーとも毎年値上げをしているため、その情報を頭に入れながらリフォーム計画を立てることをおススメします。
私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。
大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること
より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。
リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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