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9割の人が知らない住まいのリアル|お風呂カビの本当の原因

お風呂のカビを見ると、つい自分の掃除が足りないのかな、と感じてしまうことがあります。
だからこそ、
・カビ取り剤を買ったり
・天井を拭いたり
・スクイジーで水を切ったり
・窓を開けて換気したり
みなさん本当に頑張っていらっしゃいますが、お話を聞いていると、毎日掃除しているのにまた出る、前よりカビが増えた気がする、梅雨になると一気にひどくなる…。
こうした声は、梅雨前になると特に増えてきます。
そして実際に浴室を見せてもらうと、原因が掃除不足ではないケースも珍しくありません。
今回は、梅雨前に知っておきたいお風呂のカビの本当の原因を、現場目線で整理していきます。
読み終わる頃には、掃除しているのに減らない理由が少し見えてくるはずです。

お風呂のカビ、掃除してもすぐ戻ってきませんか?

お風呂のカビは、不思議なくらい戻ってきます。
頑張って掃除した直後はきれいなのに、数日後にはまた黒い点が出てくる。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
特に多いのが、
・ゴムパッキン
・天井の角
・換気扇まわり
・浴室ドアの下側
このあたりです。
そして梅雨時期になると、一気に増えやすくなります。実際、6月頃になるとカビが気になるという声が一気に増えてきます。
中には、
・毎回カビ取り剤を使っている
・防カビ用のくん煙剤も使っている
・入浴後に水気も取っている
それでも改善しないケースもあります。
実はここが、見逃されがちなポイントなんです。ちゃんと掃除しているのに改善しない。これは、おうちの状態を見るうえでかなり重要なサインです。

多くの人はカビ=掃除不足 だと思っています

カビを見ると、もっと掃除しないと!汚れているからだ!洗い方が足りない!
そう考えるのは無理もありません。
なぜなら、テレビCMも洗剤のボトルも、ほとんどがカビをどう落とすかの話だからです。
だからどうしても、
カビが出る

掃除する

また出る

もっと強い洗剤を使う
という流れになりやすいのです。
しかし実際には、掃除をかなり頑張っていてもカビが繰り返すおうちがあります。
逆に、そこまで神経質に掃除していなくても、カビが出にくい家もあります。
この差は何なのか。
実は、掃除の回数より先に見たいポイントがあるのです。

カビが出る家は、汚れているのではなく乾いていないことがあります

カビというと汚れのイメージがありますが、実は湿気との関係がかなり大きいです。
つまり、掃除しているかどうかだけではなく、浴室がちゃんと乾いているかが重要になります。
例えば、
・夜お風呂を使ったあと、朝になっても床が乾いていない
・壁を触るとまだ少し湿っている
・浴室に入った瞬間、空気が重たい
こういう状態だと、カビはかなり再発しやすくなります。換気扇は回しているんですけどね、というおうちでも、実際には湿気が抜けきっていないケースは少なくありません。
つまり、換気扇を回していることと、浴室がしっかり乾いていることは、同じではないのです。
実はここが、カビ対策の成否を分ける大きなポイントです。

掃除しても解決しないのは、空気の流れが悪いからかもしれません

実際に多いのが、換気しているつもりになっているケースです。
・換気扇フィルターにホコリが詰まっている
・ダクト内部に汚れがたまっている
・給気が足りず、空気が流れていない
・窓を開けたまま換気している
こういう状態は、換気扇を回していても湿気が抜けにくくなります。
意外と多いのが、窓を開けながら換気扇を回しているケース。一見よさそうに見えますが、空気が窓の近くばかり流れて、浴室全体の湿気がうまく抜けないことがあります。
また、古いおうちでは浴室そのものが乾きにくい構造になっている場合もあります。タイル壁の浴室や断熱が弱い浴室では、どうしても湿気が残りやすくなります。
結局のところ、カビの問題は掃除だけではどうにもならないことが多いのです。

実は原因は、換気扇の能力不足や換気環境にあることもあります

ここからは、設備側の話です。
古い換気扇は、そもそも今ほど浴室を乾燥させるという考え方で作られていないものもあります。昔は、空気を少し動かせれば十分、という感覚の設備も少なくありませんでした。
しかし今の浴室は、
・短時間で乾かす
・湿気を残さない
・カビを発生させにくくするという方向に変わっています。
そのため、
・換気能力不足
・経年劣化
・ダクト詰まり
・浴室サイズとの不一致
などがあると、思った以上に湿気が残ります。換気扇を交換したあとに、前より床が乾くのが早くなった、と言われることもよくあります。
カビ対策は、洗剤よりも乾きやすい環境を整えることの方が大切な場合もあります。

放っておくと、カビだけの問題では済まないことがあります

カビは、見た目だけの問題で終わらないこともあります。
・ゴムパッキンが劣化する
・コーキングが傷む
・においが残る
・壁や天井側へ湿気が広がる
こうした症状が出ることも珍しくありません。
さらに注意したいのが、浴室だけでなく洗面脱衣所側まで湿気が回っているケースです。脱衣所のクロスが剥がれてきたり、床がふわっとしてきたり。
状態によっては、見えない部分まで傷みが広がってしまうこともあります。
だからこそ、掃除しても繰り返す段階で、一度原因を疑ってみることが大切です。

解決策は、カビ取りではなく浴室を乾きやすくすることです

最近は、掃除を頑張るよりも、乾きやすい環境をつくるという考え方が増えています。
対策としては、たとえばこんな方法があります。
・換気扇交換
・ダクト清掃
・浴室換気乾燥暖房機の設置
・浴室リフォーム
手軽な換気扇交換から、思い切って浴室ごと見直す方法まで、実はいろいろな選択肢があります。
特に最近のシステムバスには、
・水が残りにくい床
・乾きやすい壁
・湿気がこもりにくい設計
を取り入れたものも増えています。
毎日ゴシゴシ掃除するより、そもそもカビが出にくい環境に変えた方が、かなりラクになります。実際、掃除がかなりラクになった、という声はよく聞きます。頑張り続けるのではなく、住まいの側を少しラクにしていく。最近は、掃除を頑張らなくても済む家づくりを選ぶ方が本当に増えています。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス

ここで、今すぐ実践しやすい換気のコツを3つご紹介します。

窓は開けっぱなしにしない

窓を開けると一見よさそうですが、空気が窓の近くばかり流れて、浴室全体の湿気が抜けにくくなることがあります。窓を閉めて、ドア下の給気口から空気を流す方が、奥までしっかり風が通ります。

換気扇は入浴後もしばらく回す

換気扇は、お風呂に入っている間だけではなく、入浴後もしばらく回し続けるのがおすすめです。できれば数時間ほど回しておくと、湿気がかなり抜けやすくなります。

フィルターのホコリ詰まりを確認する

意外と多いのが、換気扇フィルターのホコリ詰まりです。音はしていても、実際には十分に吸えていないことがあります。一度チェックしてみると、思った以上に汚れていることがありますよ。

まとめ|カビが出るお風呂は 掃除不足だけが原因ではありません

お風呂のカビというと、どうしても掃除不足のイメージがつきまといます。
しかし実際には、
・乾きにくい
・湿気が残る
・換気がうまくできていない
といった、環境側の問題が隠れていることもあります。
特に梅雨時期は、浴室の状態がかなり出やすい季節です。
・掃除しても繰り返す。
・最近カビが増えた。
・床が乾きにくい。
そんな変化を感じているなら、一度、浴室の換気や乾燥環境を見直してみるのもよいかもしれません。もう、自分の掃除不足だけを責める必要はありません。ちょっとした工夫でも、毎年のカビストレスはぐっと減らせます。

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
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有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。