- 現場レポート
今回は、前編「解体・スケルトン化編」に続き、同じく某企業様本社ビル・ワンフロア全面改修工事の現場レポート中編をお届けします。
前編では、天井・壁・床を撤去して空間をスケルトン状態に戻す様子をお届けしました。今回は、いよいよフロア全体の骨格づくりが始まります。
スケルトンの空間は、いわば何も描かれていないキャンバス。ここから、軽天(けいてん)と呼ばれる金属の骨組みを組み、床の下地をつくり、ボードを貼り進めることで、少しずつ新しいオフィスの形が見えてきます。
この工程は、完成時には見えなくなる部分がほとんどですが、空間の品質を左右する土台となる極めて重要な作業 です。
✔ 床の水平をどうつくるか
✔ 壁の位置をどのように割り付けるか
✔ 天井をどの高さで設計するか
✔ 電気・空調・配線がどのように通るか
これらすべてが、この下地づくりの段階で決まっていきます。仕上げ工事は、この精密な下地が整って初めて成立します。
今回の記事では、皆さまが普段目にすることのない「床組み→軽天→ボード貼り→パテ処理」といった工程を、写真とともに分かりやすくお届けします。
空間が生まれ変わっていく途中を感じられる、もっともダイナミックなステップ。ぜひご覧ください。
次に進むのが、天井と壁の骨組みづくり。天井が解体された後は、電気配線・空調・スプリンクラーなどが複雑に並んでいます。それらの位置を踏まえながら、軽量鉄骨(軽天)を組み、新しい天井の高さや壁の位置を決めていきます。
軽天は、
✔ 軽量
✔ 強度が高い
✔ アレンジがしやすい
といった特徴があり、オフィス工事では必須の部材です。
天井一面に鉄骨が整然と組まれていく様子は圧巻。ここから照明の位置や高さ、空調の吹き出し口など、空間の“完成イメージ”が少しずつ形になっていきます。
解体を終えた床はコンクリートスラブがむき出しの状態。まずはここに新しい下地を組み、オフィス全体の水平を整えていきます。まず木の根太(ねだ)を一定の間隔で組んでいく作業 からスタートします。
根太の高さを細かく調整しながら、微妙なズレや段差をなくし、仕上げ材をきれいに貼る状態に整えます。さらに、床下には電気配線や設備ルートが通る箇所もあり、それらを避けながら強度・水平・メンテナンス性
の3つを満たすよう計画していきます。
根太組みが終わると、構造用合板を全面に敷いていく「捨て貼り」を行います。この工程に入ると、これまで骨組みだけだった床が一気にフラットに近づき、「部屋らしさ」が感じられるようになります。
人が歩いても沈まないようビスでしっかり固定し、次のフロア材の仕上げを受け止める強い土台が整います。作業の様子からも、丁寧な固定と精度の高い施工が伝わる場面です。
天井・壁の骨組みが完成すると、石膏ボードを貼っていく工程に入ります。ボードは最終的にクロスや塗装の下地になる部分で、仕上がりの美しさを左右する極めて重要な工程です。
壁一面にボードが貼られていくと、空間に一気に表情が生まれます。
また、天井もボードが貼られることで新しいラインが現れ、完成に向けた輪郭がはっきりしてきます。
ボードを貼っただけでは、まだ表面に継ぎ目やビス跡が残っています。そこで行うのがパテ処理。職人が鏝(こて)を使って丁寧に塗り広げ、表面の凹凸を消していきます。
パテがしっかり施工されていると、
✔ クロスがきれいに貼れる
✔ 仕上げの凹凸が出にくい
✔ 明かりが美しく反射する
といった大きなメリットがあります。
この工程は、まさに下地の仕上げ。完成後は見えないものの、確実に品質を支える重要な作業です。
今回は、
✔ 床組み(根太→合板)による歩きやすさの基盤づくり
✔ 軽天工事で天井・壁の骨格を構築
✔ ボード貼りで空間の「面」が立ち上がる
✔ パテ処理で仕上げの土台が整う
という 完成の形が見え始めるワクワクの工程をご紹介しました。
次回の後編では、照明・床材・アクセント壁・サイン・家具など、完成したオフィス空間の全貌をたっぷりお届けしますので、ぜひご覧ください。
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