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住宅ローンが残っていても、建て替えって本当にできるの?

「ローンがあるから無理」とあきらめていませんか?
住宅ローンがまだ残っていると、新たな工事に踏み切るのは不安ですよね。実は、住宅ローンの返済中でも、建て替えやフルリノベーションは可能です。ただし、資産価値が変わるような大きな工事を行うには、正しい順序での検討と金融機関との調整が不可欠です。さらに、2025年からの建築基準法改正により、確認申請が必要となる工事も増え、事前準備の重要性が高まっています。この記事では、ローンが残っている家でどのように“次の一手”を打つか、リフォーム会社の視点からご紹介します。ぜひご覧ください。

✅ 建て替えには金融機関の承諾が必須

勝手に壊してしまうのはNG!相談から始めましょう

住宅ローンの担保には、土地と建物の両方が設定されています。建て替えによって建物を解体すれば、その担保内容が変わってしまいます。つまり、資産価値の変動につながるため、必ず住宅ローンを借りている金融機関に事前相談することが最優先です。必要に応じて、建て替え後のプランや資金計画、担保見直しの手続きなどが求められます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:「まだ何も決まっていなくてもOK」。まずは「建て替えを検討している」と一言伝えるだけでも、話がスムーズになります。

✅ まずは「順番」を知ることが成功のカギ

思いつきではなく、冷静にステップを踏んで検討を

建て替えや大型リノベは、一度始めると後戻りが難しいもの。だからこそ「何から考えるべきか?」という順番が大切です。

1.今の家の状態(築年数・劣化・間取り)をチェック
2.家族の暮らしや将来の生活設計を考える
3.金融機関に相談し、資金の方向性を探る
4.建て替えとリノベの両面から工務店に相談する

という流れで進めると、判断ミスを防げます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:
「建て替えたい」より先に、「何を実現したいか?」を考えると、ブレない計画につながります。

✅ フルリノベーションならハードルは比較的低め

構造を残して変化させる自由な選択肢

建て替えと違い、建物を解体せずに行うフルリノベーションなら、金融機関の承諾が不要なケースも多く、比較的自由に工事を進めることができます。たとえば、断熱性能の向上、耐震補強、水まわりの一新などは資産価値を高める工事として前向きに受け取られることも多いのです。築古住宅でも、しっかりとした構造があれば、住まい全体の性能を大きく底上げできます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:「壊さずに再生する」ことで、解体費用を抑えつつ間取りや断熱性を大幅改善できるメリットもありますよ。

✅ 2025年の建築基準法改正で「確認申請」が必要になるケースが増加

建て替えもリノベも、手続きが厳しくなる時代に

2025年の法改正により、これまで不要だった一部のリフォーム工事や建て替えでも建築確認申請が必要になるケースが拡大しています。特に、構造に関わる変更・増築・既存不適格の是正を含む工事では、申請対応が必須となり、手続きの煩雑化やコストの上昇にもつながる可能性があります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:確認申請が必要かどうかは、リフォーム会社や建築士に相談すればすぐに判断してもらえます。放置せず、早めに確認を!

✅ 担保の見直しや借入条件の変更が発生する可能性

土地の担保価値でローンを再設定するケースもあり

建て替えによって既存の建物がなくなると、ローンの担保として「土地のみ」が残る状態になります。この際、金融機関が土地の評価額を再査定し、不足があると判断されると、追加担保の差し入れや、借入条件の見直しを求められることがあります。事前に不動産評価額を確認しておくことで、後の手続きがスムーズになります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:不安がある場合は、不動産会社やリフォーム会社に土地の簡易査定を依頼するのもひとつの方法です。

✅ 建て替えローン・借り換えローンの選択肢を活用

金利の見直しや返済計画のリセットもチャンスに

既存ローンを完済せずに建て替えを行う場合、金融機関によっては「建て替えローン」や「借り換えローン」の提案があります。これを活用すれば、金利を下げたり、返済期間を見直したりすることで、家計の見直しと住環境の改善を同時に進めることが可能になります。ライフステージの変化に合わせた住まいづくりにもつながりますね。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:住宅ローンの見直しは、リフォームや建て替えと合わせて考えることで、将来の家計もより安心になります。

✅ リフォームローンの併用という選択肢

今の住宅ローンはそのままに、追加で借りる方法

住宅ローンはそのままにして、工事費用を別の「リフォームローン」で賄うという方法もあります。フルリノベーションに限らず、キッチンや浴室の交換、断熱工事などの中規模リフォームにも適しています。リフォームローンは無担保型のものも多く、手続きも比較的スムーズです。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:リフォーム内容や借入金額によっては、金利や返済期間の違いも大きく影響するため、複数の金融機関を比較しましょう。

✅ 「部分リノベ」で段階的に進めるという方法も

全体の建て替えが難しい場合は、“今できるところから”でもOK

資金的な余裕や家族の予定、手続きの複雑さから、すぐに建て替えやフルリノベを実行するのが難しい場合もあります。そんなときは、水廻り、内装、収納、窓まわりなど、生活の快適性に直結する部分から優先的にリフォームしていく方法もおすすめです。段階的な住まいの改善が、将来の大規模リフォームへの布石になります。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:「とりあえず使える」から「快適に使える」へ。小さな改善も、暮らしの満足度に大きく影響します。

✅ 担保を残しつつ空き家活用リノベも視野に

ローンが残る空き家の再活用という選択肢

相続や転居などで使わなくなった家に住宅ローンが残っている場合、そのまま放置すると維持費ばかりがかかってしまいます。そこで、店舗併用住宅や賃貸リノベーションなどに活用することで、ローン返済の助けになる「収益資産」へと転換することも可能です。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:「空き家に価値はない」と決めつけず、“活かす”視点で考えてみましょう。収益化の相談も可能です。

✅ 建て替えかリフォームか…一人で悩まないでOK!

今の暮らしとこれからの安心、どちらも大切にした選択を!

築年数、建物の劣化状況、家族構成の変化、そして今後のライフスタイル。考えるべきことが多く、建て替えかリノベーションかで迷うのは当然です。そんなときは、一人で抱え込まずに、まずは工務店に相談してみましょう。第三者の目で住まいを見てもらうことで、必要な工事の優先順位や将来の選択肢も明確になってきます。費用や内容を比較するためにも、複数の見積やプランを取ってみるのも有効です。住宅ローンが残っていても、条件次第で建て替えもフルリノベも実現可能です。焦らず、住まいとお金の両面を見直しながら進めていくことで、理想の暮らしに一歩ずつ近づくことができます。「今はまだ…」という方も、少しずつ情報を集めておくことで、いざというときに慌てずに判断できます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:「相談だけ」でももちろんOK!第三者の視点を借りることで、思わぬ気づきが得られることも。後悔のない選択のために、まずは気軽に話してみませんか?

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。

大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること

より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。

リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

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有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。