- リフォームトピックス
目隠しフェンスは、おうちの周りやお庭に設置することで、外からの視線を遮って、安心して過ごせる空間を作ってくれます。しかし、せっかくオープン外構にして開放感ある空間にしたのに、フェンスを設置すると窮屈な空間にならないか、無くてもいいのではないかと思う方もいらっしゃると思います。目隠しフェンスにはいろいろなメリットがありますが、一番のメリットは、自分の気持ちの部分です。子供の外遊びも、フェンスがあることで、ないよりも安心できますし、外からの視線も気にせずリラックスできることで、心が落ち着くため、ストレスもありません。今回は、目隠しフェンスを設置するメリットやデメリット、目隠しフェンスを設置する際の注意点と対策をご紹介いたします。設置に迷っている方には、目隠しフェンスがあることで、気持ちが楽になることもあるんだと、参考にしてもらえたら嬉しいです。ぜひご覧ください。
目隠しフェンスには、たくさんのメリットがあります。
・外部からの視線を遮り、プライベートを守る
・侵入者を防ぐ防犯対策
・敷地の境界線を明確にする
・自宅に合ったおしゃれさを出せる
一つずつ見ていきましょう。
目隠しフェンスは、外部からの視線を遮ることでプライベートを守ることができます。おうちは、家族とリラックスして過ごしたり、自分だけの時間を楽しむ場所ですが、外部からの視線があると、どうしても気になってしまい、安心感が損なわれてしまいます。お庭でのバーベキューや子供たちの外遊びなど、フェンスがないと、通りを歩く人や隣家の視線が気になり、思うように楽しめません。この場合、目隠しフェンスを設置することで、こうした視線をしっかり遮り、家族や自分自身がより安心して過ごせる空間を確保できます。特に、住宅が密集している場所では、近隣からの視線が気になりがちですが、目隠しフェンスがあると、家の中やお庭でのプライベートな活動を守り、周りを気にせずにリラックスできます。また、洗濯物なども気にせず干すことができます。
目隠しフェンスがあることで、外部から家の内部や庭が見えにくくなるため、侵入者が不法侵入を試みるのを抑止する効果があります。フェンスは、侵入者が敷地に無断で入ることを難しくする上、視界も遮って家の中が見えないため、内部の状況を確認しにくくします。特に、住宅街や人通りの多い場所では、目隠しフェンスが防犯対策として大きな役割を果たします。フェンスがあるだけで、侵入者はリスクを感じ、別の場所を狙うことが多いとされています。また、フェンスが目立つデザインや高さがある場合、さらなる心理的な抑止力を持つことができます。防犯対策としてのフェンスの設置は、家族の安心感を高め、生活の質を向上させる重要な手段と言えるでしょう。
目隠しフェンスを設置することで、自分の土地と隣接する土地との境界がはっきりと分かりやすくなります。土地の境界は、近隣とトラブルが起こりやすい上、こじれやすいため、はっきりさせておくのが一番です。後々、お子さんやお孫さんが土地を相続した場合でもはっきりさせておくと、お隣さんとの間で境界に関するトラブルや誤解が生じにくくなり、お互いに安心して生活できます。また、境界が曖昧だと、駐車場や庭のレイアウトにも影響が出るため、しっかり明確にしておきましょう。
目隠しフェンスは単に視線を遮るためだけでなく、おうち全体のデザインや雰囲気を引き立てる重要な要素となります。フェンスの素材やデザイン、色を工夫することで、自宅の外観に統一感を持たせ、より魅力的な住まいを作り上げることができます。例えば、ナチュラルな木材を使ったフェンスは、温かみがあり自然と調和した雰囲気がありますし、モダンなデザインのアルミ製フェンスを選ぶと、スタイリッシュで洗練された印象を与えることができます。さらに、フェンスの色を自宅の外壁や庭の植物とコーディネートすることで、全体のバランスを取りながら、個性的でおしゃれな空間を作ることができます。また、家族やお客様に良い印象を与えてくれるのはもちろん、日常の生活空間にちょっとした特別感をもたらしてくれます。
目隠しフェンスは、メリットもたくさんありますが、デメリットもあります。
・台風や強風の被害を受けやすい
・囲いすぎることによる不法侵入の可能性
・日当たり、風通しが悪くなる
・圧迫感や閉塞感を感じる
一つずつ見ていきましょう。
特に背の高いフェンスや広い面積を持つフェンスは、風の抵抗を大きく受けるため、風圧により倒れたり、破損したりするリスクがあります。パネル部分に風が当たるため、風が強い地域や台風が頻繁に発生する地域では、フェンスが風に押されてぐらついたり、最悪の場合は倒壊してしまう可能性もあります。
目隠しフェンスには、プライバシー保護や防犯効果といった多くのメリットがありますが、一方で囲いすぎることによって、不法侵入のリスクが高まるというデメリットも存在します。これは、フェンスが高すぎたり、敷地を完全に囲ってしまったりする場合に特に問題となります。目隠しフェンスは、外部からの視線を遮る効果が高いですが、その一方で、不審者がフェンスの内側に侵入してしまうと外部から動きが見えにくくなります。つまり、フェンスがあることで、逆に侵入者にとって隠れやすい場所を提供してしまう可能性があるのです。不法侵入者にとっては、一度フェンスを越えてしまえば、外からは発見されにくい安全な隠れ場所となり、住宅内での犯行が容易になる可能性があります。そのため、周囲の視認性や防犯カメラの設置、適切な照明の配置など、他の防犯対策と組み合わせることの検討も必要です。
目隠しフェンスが高く、密閉性が高いと、日差しが遮られてしまい、フェンスの近くにある庭や室内の明るさが低下する可能性があります。日光が十分に当たらなくなることで、花や芝生、家庭菜園に影響が出ることがあります。また、室内も、昼間でも照明を使わなければならない状況が増えるかもしれません。さらに風通しが悪いことで、夏場に家の中が蒸し暑く感じられることがあり、エアコンの使用頻度が増えることで電気代が上がる可能性もあります。そのため、フェンスの一部にスリットを入れて風通しを確保したり、フェンスの高さを調整して日当たりを確保する方法があります。
フェンスが高いと、視界が遮られることで周囲の景色が見えにくくなり、狭い空間に閉じ込められたような感覚になることがあります。庭が狭かったり、家の外周部に設置した場合、フェンスが近くに感じられ、その空間が狭く感じることがあります。こういった圧迫感や閉塞感を和らげるためには、フェンスの一部をスリット状にする、植栽やグリーンウォールを取り入れるなど工夫することにより、和らげることができます。
最後に目隠しフェンスを設置する際の注意点と対策をお伝えします。
①完全に視界を遮るような目隠しは避けましょう。メリットでもありデメリットでもある目隠しフェンスですが、人がいるということが分かる程度にすることをおススメします。
②完全な目隠しフェンスは、圧迫感を与えたり、風通しを悪くして、おうちの中や庭に湿気がこもりがちになります。そのため、目隠し効果を維持しつつも、風が通るようなデザインのフェンスを選びましょう。
③フェンスの高さや庭の植物の位置をあらかじめ確認しておきましょう。高すぎると、圧迫感を感じやすくなり、低すぎると目隠しの効果が弱くなります。設置する場所に合わせて適切な高さを選ぶとともに、フェンスの周りに植える植物の配置も頭に入れておくことで、視覚的なバランスを取ることができます。
④フェンスの設置が隣の家の景観や光の入り方に影響を与える場合があるため、フェンスを設置する際には、お隣の方に事前に伝えておきましょう。事前に何も説明がないまま設置すると、お隣の方が境界や敷地のことを気にされることもあります。こういったトラブルを避けるためにも、計画の段階でお隣さんに説明し、理解を得てから設置しましょう。お互いに配慮する気持ちが大切です。
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