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9割の人が知らない住まいのリアル|「断熱材が入っている」だけでは安心できない理由

リフォームの打ち合わせで、「壁には断熱材を入れます」と説明を受けたら、どう思いますか?
「それなら暑さや寒さも少し改善されそう」
「断熱材が入るなら安心」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
そもそも断熱材にはいろいろな種類がありますが、その違いや性能まで調べて、自分で細かく指定する方はそれほど多くありません。
「そこは工事業者がきちんとやってくれるだろう」と考えるのも自然なことです。
では、壁の中に断熱材が入っていれば、それで断熱は大丈夫なのでしょうか。
実は、断熱材には「入っているかどうか」だけでは分からない大切なポイントがあります。
今回は、リフォームが終わってからでは気付きにくい、壁の中の断熱材についてお話しします。

そもそも断熱材は、何をしている?

断熱材の役割は、家の内と外で熱が移動するのを抑えることです。
夏は屋外から室内へ入ってくる熱を抑え、冬は暖房で暖めた室内の熱が外へ逃げるのを抑えます。
住宅では壁や天井、床などに断熱材を入れ、建物を包むように断熱していきます。
イメージしやすいのが、ダウンジャケットです。
外気の影響を受けにくくするために体を包むダウンジャケットと同じように、住宅も断熱材で室内を包むことで、外の暑さや寒さの影響を受けにくくします。
ここまで聞くと、「やっぱり断熱材がちゃんと入っていれば大丈夫なのでは?」と思いますよね。
ところが、話はそれほど単純ではありません。

「断熱材を入れます」と聞けば安心してしまう

工事が終われば、壁の中の断熱材を見ることはほとんどありません。
リフォームの見積書や工事内容に「断熱材施工」と書かれていれば、一般の方がそれ以上細かな部分まで確認することは少ないでしょう。
断熱材は壁や天井の中に入る材料です。工事が進めば石膏ボードなどで覆われ、その上からクロスなどを施工します。
完成した部屋を見ても、壁の中にどんな断熱材が、どんな状態で入っているのかは分かりません。
だからこそ、多くの方は「断熱材が入っている=断熱されている」と考えます。
でも実際には、同じ断熱材が入っている壁でも、断熱材の状態がまったく同じとは限りません。
ここが、一般の方からはとても分かりにくいところです。

リフォームで壁を開けると見えてくるもの

同じように断熱材が入っている壁でも、中を見ると違いがあります。
リフォームで既存の壁や天井を解体すると、それまで隠れていた断熱材が見えてきます。
見た目には、どちらも「断熱材が入っている壁」です。
断熱材が入っているのだから、同じように断熱できているようにも思えます。
ところが、よく見ると状態には違いがあります。
そして、この違いが断熱材の性能を十分に生かせるかどうかにも関わってきます。
では、何が違うのでしょうか。
断熱材そのものだけを見ても、なかなか答えは分かりません。
もう少し壁の中を見てみましょう。

壁の中は、何もない空間ではありません

断熱材を入れる場所には、実はいろいろなものがあります。
壁の中には柱や梁があります。さらに電気の配線、水道などの配管も通っています。コンセントやスイッチの裏側にはボックスもあります。
つまり、断熱材を入れる場所は、何もない四角い空間ばかりではありません。
柱があるところ。
配線が横切るところ。
配管が通るところ。
コンセントが付くところ。
場所によって、壁の中の状態はさまざまです。
それでも、仕上がってしまえば見た目は同じ一枚の壁です。
では、こうした複雑な壁の中に断熱材を入れるとき、何が大切なのでしょうか。
ここに、「断熱材が入っているから大丈夫」だけでは分からないポイントがあります。

ここが9割の人が見落としているところです

大切なのは、断熱材が「入っているか」だけではなく、「どう施工されているか」です。
これが今回、一番知っていただきたかったことです。
断熱材は、壁の中に入れればそれで終わりではありません。
たとえば、
・柱との間に隙間がある
・断熱材が途中でずれている
・一部に断熱材が入っていない
・必要以上に押し込まれている
・配線や配管のまわりにうまく納まっていない
・コンセントボックスのまわりに隙間がある
こうした状態では、せっかく断熱材が入っていても、その性能を十分に生かせません。
特に配線や配管、コンセント、柱や梁のまわりは、そのまま断熱材を入れるだけではきれいに納まりにくい場所です。それぞれの形に合わせて、隙間ができないよう丁寧に施工する必要があります。
つまり、「断熱材が入っている」ことと、「断熱材が適切に施工されている」ことは同じではないということです。
同じ断熱材を使っていても差が出る理由の一つが、この「施工精度」にあります。

 

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
コンセントや配管、柱・梁のまわりは、断熱材をきれいに納めるために特に注意したい部分です。断熱工事では、広い面に断熱材が入っているかだけでなく、こうした細かな部分まで丁寧に納められているかがポイントになります。

断熱材そのものの性能も、もちろん大切

「施工が大切=断熱材は何でもいい」という意味ではありません。
断熱材には、グラスウール、ロックウール、硬質ウレタンフォームなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴や性能が異なります。また、同じ種類なら厚さによっても熱の伝わりにくさは変わります。
そのため、建物や工事内容に合った断熱材を選び、必要な厚さを確保することも大切です。
ただし、どれだけ性能の高い断熱材でも、隙間やずれがあれば、その性能を十分に生かせません。
「どんな断熱材を使うか」と「どのように施工するか」。
この両方が揃って、初めて断熱材が持つ性能をしっかり生かせるのです。

では、施主は何を確認すればいい?

断熱材を自分で選べなくても、確認できることはあります。
断熱材の種類や施工方法をすべて勉強する必要はありません。そこは工事業者が建物や工事内容に合わせて考える部分です。
ただ、断熱リフォームをするときに、
「断熱材はどのように施工するの?」
「配管やコンセントまわりはどうするの?」
と聞いてみるだけでも、確認するポイントは変わります。
もう一つおすすめなのが、壁を閉じる前の施工写真です。
断熱材を施工したあとには石膏ボードなどを張り、その上からクロスなどで仕上げます。その前に写真を残しておけば、どのような状態で断熱材が施工されたのかを後から確認できます。

🔍ヤマコーワンポイントアドバイス
断熱リフォームを依頼するときは、「壁を閉じる前の断熱材の写真を残してもらえますか?」と聞いてみてください。専門的な断熱材の知識がなくても、施工状態を記録として残しておくことができます。

まとめ|「断熱材が入っている」だけでは分からない

リフォームで「壁には断熱材を入れます」と説明されたら、「それなら安心」と思うのは自然なことです。
でも、本当に大切なのは、断熱材が入っているかどうかだけではありません。
建物に合った断熱材が使われているか。そして、隙間やずれがないよう適切に施工されているか。そこまで含めて、初めて断熱材が持つ性能を十分に生かせます。
今日この記事を読んだあなたは、もう9割の人が見落としていた「断熱材は入っているかだけでなく、どう施工されているかも大切」ということに気付いた一人です。
もしこれから断熱リフォームをするなら、断熱材の種類を自分で細かく調べる必要はありません。その代わり、「どのように施工するのか」「壁を閉じる前の写真を残してもらえるか」を工事業者に一度聞いてみてください。
暑さや寒さを少しでも和らげ、快適に暮らせる住まいをつくるために大切なのは、目に見える仕上がりだけではありません。普段は見ることのない「壁の中」にも、住まいの快適さを左右する大切な仕事があります。

まとめ|夜の熱中症は、夜だけの問題ではありません

夜の熱中症というと、「エアコンをつける」「水分をしっかりとる」といった対策を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、それらはとても大切です。
ただ、夜の熱中症は夜だけを対策していても、防ぎきれないことがあります。昼間に屋根や壁、窓から入り込んだ熱が夜まで残ることで、寝苦しさや暑さにつながっていることもあるからです。
今年の夏も厳しい暑さが予想されています。エアコンだけでなく、扇風機やサーキュレーターなども上手に活用しながら、無理のない室温管理を心掛けましょう。
今日この記事を読んだあなたは、もう9割の人が見落としていた「昼間の暑さと夜の熱中症のつながり」に気付いた一人です。
もし毎年同じように「夜になっても暑い」「寝室だけ暑い」と感じているなら、一度、住まいが熱をため込みやすい状態になっていないか見直してみてください。
夏を少しでも快適に、そして安心して過ごすヒントは、エアコンだけでなく、住まいの中にも隠れているかもしれません。

最も大切なことは安心して任せられるリフォーム会社であること

私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
そのため「家の造り方」を知り尽くしており、お客様の大切な家の長期的なアフターフォローも含めて、家をトータルでサポートするサービスを提供しております。
私たちヤマコーは、その場のリフォームに満足していただくだけではなく、安心してお住まいになるために長期的なサポートをしております。

大切な家のリフォームを安心して任せられる会社であるために3つの大切にしていること
・その場限りのリフォームを提案しないこと
・ご要望とご予算のバランスを考えた最適な提案をすること
・施工クオリティは地域NO.1であること

より良い家の状態を保つためには、数年後、数十年後を見据えた提案が必須です。
その場限りのリフォームでは安心してお住まいになることはできません。
言い換えれば、ご心配されていることは今すぐ必要な工事ではないかもしれません。
私たちヤマコーはお客様目線を追求し、「安心できる住まい」を軸に、家の状態とご要望、そしてご予算において最適な提案をいたします。
信頼関係をもとに、ご納得のプランニング、高い施工クオリティ、アフターフォローでお客様に満足を超えた感動を保証いたします。

リフォームをお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。

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有限会社ヤマコー

取締役 山下 大輔

私は元大工で、大工だった父の一番弟子でした。
父の下で建築やリフォーム、マンションや店舗の改装など、さまざまな現場で経験を積みました。
その経験をもとに、店舗や戸建て住宅の建築やリフォーム、リノベーションも多く手がけております。
お客様に良い家を提供したいという想いをこれからもヤマコーで実践していきます。