- リフォームトピックス
暑さが厳しい夏の時期、実は“空間の見せ方”ひとつで、お店の印象は大きく変わります。「あのお店、なんだか涼しそう」「ここなら落ち着けそう」と感じてもらえるだけで、来店のハードルはぐっと下がるもの。
今回は、そんな“印象づくり”の工夫が、どう来客数アップに繋がるのか、実例や提案を交えてご紹介します。小さなリフォームや装飾の見直しが、“お店の魅せ方”を変えるきっかけになるかもしれませんよ。
ガラス越しの“暑さ”が印象ダウンの原因に
店舗の入口まわりは、お客様の第一印象に最も影響を与える重要なポイント。西日が直撃するガラス扉や、大きな窓からの強い日差しは、それだけで「暑そう」と感じさせてしまいます。長時間直射日光が当たることで、入口付近の什器やクロス、床材が傷む原因にも。視線を遮りながらも光を通すシートやフィルムの活用、外部庇や植栽による日よけ、通気を意識した開閉可能なドアの設置など、入口周辺の工夫で体感温度も印象も変えられます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: よくご相談をいただくのが「西日が強くて暑い」というお悩み。そんなときは「木製ブラインド+植栽」の組み合わせで、見た目もぐっと爽やかに仕上げられますよ。
電球色から昼白色・間接照明へ変えるだけで違う
照明の色温度によって、空間の印象は大きく変わります。電球色(オレンジ系)は温かみが感じられ冬場にはいいですが、夏場は「こもった空気」「ぬるい印象」を与えてしまうことも。白っぽい昼白色や昼光色への切り替え、天井や壁を照らす間接照明の導入で、空間全体がすっきり明るく、涼やかに感じられます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: 自分でできる工夫として、LED照明の色味を夏用に切り替えるだけでも印象は大きく変わります。実際の現場でも「暑そうに見える」が「スッキリ明るい空間」に変わったという声をよくいただきます。
こもった空気に見えるレイアウトはNG!
「冷房は入っているのに、なんだか暑い」そんな経験はありませんか?空調の効きが悪い場合、単に機器の性能だけでなく、空間のつくりやレイアウトに問題があることも。吹き抜け、開放的すぎる空間、または出入口の開けっ放しなどが原因で、せっかくの冷気が逃げてしまうこともあります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: 実際の現場では、冷気がとどまるゾーンをつくるためにパーティションを一部設置したことも。空間の見せ方と快適性、両立がポイントです。
空間の“居心地”をつくるのは、風の流れと出入口の設計
エアコンの設置場所によっては、風が直接お客様に当たり、「寒い」と感じさせてしまうことも。特に長時間滞在する飲食店や美容室などでは、風向きや空気の流れ、換気とのバランスが空間の印象を大きく左右します。そうした快適性を考える上で、設置位置やゾーニングまで含めたプランニングが重要になります。また、手動ドアや開けっぱなしになりがちな出入口は、せっかくの冷房効率を下げる原因に。冷気が逃げやすく、外気が流れ込むことで、店内の温度ムラや不快感を生んでしまうこともあります。自動ドアへの切替や風除室の設置、網戸付きの二重ドア化など、出入口まわりの工夫だけでも大きな効果が期待できます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:
ヤマコーでは、設備機器だけでなく、ドアの位置や開閉のしやすさ、空気の流れ方まで含めた“快適な空間演出”をご提案。お客様の動線や印象を考えた設計が、リピーターにつながる店舗づくりのポイントです。
においは「こもってる空気」のサインです
暑さに加えて湿気やにおいがあると、不快感は倍増。厨房やストックルーム、トイレ、休憩室など、バックヤードの換気が不十分だと、店内全体がムワッとした空間になってしまいます。換気扇の増設や小型の空調機器、脱臭機能のある内装材の活用で、空気の質を改善できます。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: においがこもりにくい壁紙や、調湿・脱臭機能をもつ内装材のご相談も増えています。バックヤードの空気が改善されると、スタッフの快適さやモチベーションにもつながります。
短期間&部分施工でも印象は大きく変わる!
「今から大掛かりな工事は難しい…」という店舗にもおすすめなのが、1〜2日の短期施工でできる部分リフォーム。入口まわりの庇やルーバー、壁一面だけのクロス張替え、床材の貼り替えなど、ピンポイントでも“雰囲気”を変えることは可能です。繁忙期前のちょっとしたリフレッシュにも最適。さらに、素材や設計を工夫すれば冬の寒さ対策にもつながるため、年間を通じて心地よい空間づくりが叶います。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: ご希望に応じて「営業しながら1日でできる」ようなスケジュール調整や工程提案も行っています。夏・冬どちらにも対応できる空間づくりを、無理なくご提案します。
手軽な工夫でも「涼しそう」に見せることはできる!
工事を伴わなくても、ちょっとした装飾やディスプレイの工夫で“季節感”を演出することは可能です。たとえば、この夏の時期なら既存ののれんやカーテンを麻素材に変えたり、メニュー表の背景色を寒色系にしたり、観葉植物や竹製の雑貨を飾るなど、季節感のあるアイテムを加えるだけでも印象は大きく変わります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス: 装飾や小物の工夫は、オーナー様やスタッフの方自身でも気軽に実践できます。ヤマコーでも「DIYと組み合わせた空間演出」のご相談をよくいただきますよ。
見た目+運営スタイルの見直しで、さらに快適な空間へ
リフォームや装飾の工夫とあわせて、“時間帯”の見直しもお店の印象に大きく関わります。たとえば、真夏の午後は気温も日差しもピーク。「行きたいけど、暑い時間帯はちょっと…」と来店をためらうお客様も少なくありません。そこで、開店時間を少し早めて午前中の集客に力を入れる、混雑時間帯を分散するなど、営業スタイルを季節に合わせて調整する店舗も増えています。さらに、夏場なら日陰にベンチを置いたり、冷風扇や冷たいおしぼりを用意すると、「この店、感じがいいな」と思わせる好印象に。SNSなどで「この時間帯も営業しています」などと発信することも、来店を後押しする効果があります。
🔍ヤマコーワンポイントアドバイス:
ヤマコーでは、空間づくりとあわせて「いつ・どのように快適に過ごせるか」という時間的な印象づくりにも注目。リフォーム+運営スタイルの最適化で、より選ばれる店舗づくりをお手伝いします。
空間の印象づくりは、ただ快適に過ごすためだけでなく、「また行きたい」と思ってもらえるきっかけになります。特に、個人経営や小規模店舗では、ちょっとした工夫の積み重ねが“集客”という目に見える結果にもつながってきます。冷房が効いていても「なんだか暑苦しい」と感じさせてしまう空間は、見た目や空気感に改善の余地があるかもしれません。「なんか入りやすそう」「ここ、居心地よかったからまた来よう」――そんな来客心理を後押しするのが、空間の“見せ方”の工夫。視覚的な印象と、実際の居心地がリンクすると、来店のきっかけや滞在時間にも変化が表れます。
ヤマコーでは、設備や素材の選定だけでなく、季節や時間帯に合わせた空間演出や営業スタイルの工夫まで含めてご提案しています。“印象づくりのプロ”として、来客UPにつながる店舗づくりを一緒に考えてみませんか?
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
業種は多岐に渡り、焼肉店、居酒屋、マッサージ店、ネットカフェ、歯科医院など、他にも数多くの業種による幅広い実績を持ちます。
私たちが多業種のオーナー様に選ばれ続けている3つの理由
・設計デザインにおいて提案するプランニング力
・オーナー様の想いをカタチにできる現場力
・価値を高める空間アイデア
ヤマコーには大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しています。
建築を知り、建物を知り、デザインを知り、造り方を知り尽くした私たちだからこそ実現できる現場力。
現場の進捗をオーナー様と随時確認し、ご要望において「できるかできないか」の回答をその場でお答えすることが可能であり、構造上「できない」と判断した場合は、オーナー様の納得のいくご提案をいたします。
その現場力こそが業種という垣根を越えて、私たちヤマコーが選ばれ続けている理由です。
店舗リフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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