- 現場レポート
今回は、築年数が経過した住宅の玄関ドアを新しいものへと交換した事例をご紹介します。古い木製ドアは、反りや表面劣化、鍵の不具合などが目立ってきたため、防犯性・断熱性・気密性に優れた最新のアルミ製玄関ドアへのリニューアルを行いました。玄関ドアの交換工事は、通常半日〜1日で完了する比較的スピーディーな作業ですが、その中にも枠組みの微調整や壁の補修など、細かな職人技が求められる工程が含まれます。今回はその各工程を、写真とともに詳しくご紹介します。ぜひご覧ください。
交換前の玄関ドアは木製のもので、長年の使用により歪みや色褪せが目立っていました。鍵も少し引っかかる状態で、防犯上の不安がありました。既存ドアは重厚感がありデザイン性は高いものの、開閉が重く感じられるようになってきており、日々の使い勝手にも影響していました。さらに、玄関周囲の下地材も一部劣化が見られたため、今回はドアの交換だけでなく、枠まわりの補修・調整も含めた内容で施工を進めることになりました。
新しいドアがやや大きいため、既存の開口部に収まるよう、玄関のコンクリート壁を一部カットし、調整を行いました。ディスクグラインダーでコンクリート部分を削りながら、新しい玄関ドアがきれいに収まるよう、粉塵や騒音を最小限に抑えつつ、周囲のタイルや外壁を傷めないよう細心の注意を払ってカットしていきます。
玄関ドア周りの建物の歪みを確認しながら、新しいドア枠を仮置きします。水平・垂直の確認を行い、ガタつきが出ないよう慎重に調整しながら、枠組みの位置を決めていきます。この仮合わせの工程を丁寧に行うことで、後のドアの開閉や気密性・断熱性にも影響が出にくくなり、全体の仕上がりにも大きく関わってきます。
仮置きで位置を決定したドア枠を、ビスでしっかりと固定していきます。枠のぐらつきや歪みがないかを確認しながら、下地への固定を慎重に進めます。ドア枠の取り付けが終わった後は、隙間や段差など細かな部分の調整を行います。ドアの開閉に違和感がないか、鍵のかかり具合はどうかなど、1つ1つ丁寧に確認しながら進めていきます。
枠材の設置がすべて完了した状態です。ドア本体の建てつけ、鍵の動作、気密性の確認まで細かくチェック。今回使用した玄関ドアは、防犯性や断熱性にも優れた高性能タイプを採用しています。
玄関ドアの設置が完了したら、壁のモルタルで補修していきます。コテを使って丁寧に塗り広げながら、凹凸のない平滑な面に仕上げていきます。モルタルは乾燥後にしっかりと固まり、仕上げ塗装などを行うための下地として重要な役割を果たします。下地の出来栄えは最終的な仕上がりを左右するため、職人の手作業による確かな技術が求められます。
すべての工程が完了し、新しい玄関ドアと周囲の壁が調和のとれた美しい仕上がりとなりました。見た目の美しさだけでなく、防犯性や断熱性能も向上し、毎日の安心と快適さを実感いただける玄関空間に生まれ変わっています。ドアや窓からの熱の出入りは、屋根や外壁に比べて影響が大きいため、適切な断熱と気密性が重要です。玄関ドアの断熱性の向上は、夏の暑さや冬の寒さをやわらげ、暮らしをより快適にするための大切なリフォームポイントです。
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