- 現場レポート
今回は京都府の保育園改修工事をご依頼いただきましたので、ご紹介いたします。家庭を離れて初めての集団生活を経験する子どもたちが、安心して過ごせるよう随所に工夫を凝らしました。子供も保護者の方も安心して通えるようなワクワクする空間づくりを紹介します。ぜひご覧ください。
子どもたちの成長と発達に合わせた環境を提供するため、年齢別の保育室を設置しました。それぞれの部屋とも、温かく落ち着いた空間づくりを目指し、感性を育む工夫が満載です。全室明るい自然光を取り入れた設計や子どもたちの動きを妨げない家具を配置し、部屋ごとにテーマカラーを設定して、子どもたちが自分の教室を一目で認識できるようにしています。さらに、絵本をじっくり楽しむスペースや室内で体を動かせるエリアを設け、子どもたちの安心感と自己表現の促進を目指しながら多様な活動をサポートできるよう、工夫を取り入れています。
エントランスでは、セキュリティ対策を徹底しました。入り口と自動ドアにはオートロックを採用し、暗証番号の入力が必要な仕組みを導入しています。このシステムにより、子どもたちがうっかり外に出てしまう心配を軽減しています。さらに、保護者やスタッフがスムーズに利用できるよう、玄関スペースを広く設計しました。朝夕の送迎時間は混雑しやすいため、広い空間を確保することで快適さを向上させています。特に、2枚の連動式自動ドアは、開口部が広く、多くの人が一度に通ることができるため、保護者の負担軽減にもつながります。空間全体には温かみのあるデザインを採用し、子どもたちが安心して迎えられるよう配慮しています。
プレイルームとランチルームを兼ねた大ホールは、子どもたちの笑顔を引き出す明るい空間です。広々としたスペースは、子どもたちが自由に動き回り、のびのびと活動できる場として設計されました。床には柔らかい素材を使用し、ハイハイをする子どもやまだタッチができない子どもたちも安全に過ごせるよう配慮しています。また、床材は掃除のしやすさも考慮され、食べこぼしや飲みこぼしにもすぐに対応できる仕様です。この空間は食事だけでなく、さまざまなイベントや遊びの場としても活用できます。
赤いチューリップが目印の０歳児部屋では、月齢に応じた生活リズムを大切にしています。一部に畳を敷き、おむつ交換やねんねの時間も快適に過ごせます。この畳スペースは柔らかい素材を使用しており、赤ちゃんが転んでもケガをしにくい設計です。室内の色調は赤を基調とし、温かみのある雰囲気を演出しています。また、衛生面にもこだわり、TOTO製の自動水栓を採用した手洗い設備を設置。子どもたちが手を差し出すだけで水の出し止めができるため、衛生的でスムーズな手洗いが可能です。さらに、収納スペースやベビーベッドの配置にも工夫を凝らし、保育士が効率よく赤ちゃんのお世話をできるよう配慮されています。
ピンクの桜をテーマにした1歳児部屋は、温かみのある雰囲気が特徴です。子どもたちが自分の教室を簡単に認識できるよう、壁や装飾にピンクのモチーフを使用しています。０歳児室同様、一部に畳スペースを設け、おむつ交換や休息時間にも配慮した設計となっています。洗面化粧台や収納棚にもピンクを取り入れ、統一感のあるデザインを実現しました。手洗い設備にはTOTO製の自動水栓を採用し、衛生的で使いやすい環境を整備。保育士が子どもたちとスムーズにコミュニケーションを取れるよう、動線を考慮した配置が特徴です。
黄色のたんぽぽをモチーフにした2歳児部屋は、子どもたちの活動的な毎日をサポートします。室内は明るい黄色を基調とし、活気に満ちた空間を演出。こちらも、手洗い設備にはTOTO製の自動水栓を採用しており、子どもたちが手軽に利用できるよう設計されています。床材は滑りにくく、安全性を重視したものを使用。さらに、遊びと学びのスペースを明確に分け、子どもたちが集中して活動できる環境を整えています。
体調不良やケガの園児が落ち着いて休める救護室を設置。部屋の空間は静かで清潔な環境を保つため、特に感染症の蔓延を防ぐための対策が施されています。カーテン内に専用のベッドや消毒設備を備え、保育士がスムーズに対応できるよう設計されています。この救護室は、子どもたちだけでなく、保護者の安心感を高めるための空間でもあります。
畳敷きの絵本コーナーを設置し、子どもたちがリラックスして読書を楽しめる環境を整えました。靴を脱いでくつろぐことができ、保育士と一緒に読書を楽しむ場としても活用できるようになっています。本に触れる習慣を育むことで、創造性や主体性を引き出します。このスペースは、静かに過ごしたい子どもたちのための癒しの場所としても人気です。
象の形をした手すりやタイルマットなど、楽しさと実用性を兼ね備えたキッズトイレを設置しました。トイレトレーニングを楽しく進められるよう、子どもたちが興味を持つデザインを採用しています。タイルマットは子どもたちの立ち位置を教えられる上、消臭効果もあり、衛生面でも安心して使うことが出来ます。また、トイレ全体の設計は、子どもたちの動線を優先し、使いやすさを重視しています。さらに個室も用意し、プライバシーを確保しながらトレーニングを進められる環境に仕上げました。
園児用汚れ物を洗うスペースを併設した大人用トイレ。保育士が効率よく作業できるよう、広さや設備を工夫しています。シンクを設置することで、汚れ物の処理がスムーズに行えます。トイレ自体も清潔感を保ちやすい素材を使用しており、保育士の快適さと衛生面を両立させています。
私たちヤマコーは、これまでに新築店舗・店舗リフォームのご依頼を数多くいただいております。
業種は多岐に渡り、焼肉店、居酒屋、マッサージ店、ネットカフェ、歯科医院など、他にも数多くの業種による幅広い実績を持ちます。
私たちが多業種のオーナー様に選ばれ続けている3つの理由
・設計デザインにおいて提案するプランニング力
・オーナー様の想いをカタチにできる現場力
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ヤマコーには大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しています。
建築を知り、建物を知り、デザインを知り、造り方を知り尽くした私たちだからこそ実現できる現場力。
現場の進捗をオーナー様と随時確認し、ご要望において「できるかできないか」の回答をその場でお答えすることが可能であり、構造上「できない」と判断した場合は、オーナー様の納得のいくご提案をいたします。
その現場力こそが業種という垣根を越えて、私たちヤマコーが選ばれ続けている理由です。
店舗リフォーム、新築をお考えの際には是非一度ヤマコーへご相談ください。
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