- リフォームトピックス
歯科医院はどうしても「怖い」「痛い」「行きたくない」というイメージを持たれがちです。しかし、内装デザインや設備に工夫を加えることで、そのネガティブなイメージを払拭し、患者さんにとって安心で快適な空間に仕上げることが可能です。今回は、患者さんが通いたくなる歯科医院にするためのポイントについて解説します。ぜひご覧ください。
多くの歯科医院が存在する中で選ばれる歯科医院になるためには、技術力や設備面はもちろん、患者さんが最初に目にする待合室や受付、そして診療室の雰囲気のデザインや配置、素材選びが大きな影響を与えます。そのため、以下の箇所に重点をおくと、集客力がグッとアップします。
・清潔感以上に求められる心地よさ
・待合室はすべての患者さんにとって居心地の良い空間に
・診察室やスタッフルームの防音対策
・プライバシーを守るレイアウトの工夫
・バリアフリー設計で誰もが通いやすい歯科医院に
1つずつ見ていきましょう。
歯科医院を含めた多くの医療施設は、清潔感を表現するために白色を主流とした内装が多く使われていました。しかし、近年では必ずしも白色を選ぶことがなく、むしろその歯科医院独自のカラーを出した内装にする歯科医院が増えています。確かに清潔感を表すには、白が最も適した色であることに変わりはありませんが、逆に白=病院といったイメージが患者さんにあるのも事実です。そのため、白い内装を見ると病院に来たという実感がわき、逆に緊張感を与えて、リラックスできない可能性もあります。今は現代の建築技術の進化により、空調や換気システムの性能が向上し、清潔感を保つために白に頼る必要性は薄れてきました。そのため、木目調や柔らかな色彩を取り入れたデザインに仕上げたり、自然光を効果的に活用したりとさまざまな工夫がなされています。また、歯科医院の内装は医院のポリシーを反映する場所でもあります。患者さんに癒しを与える色使いを採用しつつ、自院のオリジナリティを出すことで、他院との差別化を図ることができます。
待合室は患者さんが最も長く過ごす場所であり、その印象が医院全体の評価に大きな影響を与えます。快適さを重視した待合室づくりは、歯科医院の大切なポイントです。まず、椅子やソファは座り心地が良く、長時間座っても疲れにくいデザインを選ぶと良いでしょう。また、観葉植物や間接照明を活用して、視覚的にも心地よい空間に仕上げます。幅広い年代の患者が訪れる歯科医院では、小さなお子様から高齢者の方まで快適に過ごせる環境を整えることが大切です。お子様が楽しめるキッズスペースや、高齢者の方が使いやすい椅子の高さや配置を工夫するのも1つの手です。さらに、無料Wi-Fiや雑誌、タブレット端末を提供することで、患者さんが待ち時間を有意義に過ごせる仕掛けを作るのも効果的です。特に小さなお子様に「あそこの歯医者さんの遊ぶ場所、おもしろかったな。また行きたいな」と思ってもらえるだけで、医院全体のイメージアップにつながります。
診察室では、治療に使う機器の音や子どもの泣き声が反響すると、患者さんに不安感を与えてしまいます。そのため、吸音効果の高い天井材や壁材を使うことで、こうした音を抑え、静かで落ち着いた空間を作ることができます。最近では、診察室とは別にカウンセリングルームを設けるクリニックが多くなっています。なぜなら、カウンセリングルームでは、治療内容の説明やプライベートな相談が行われることが多いからです。そういったことも踏まえ、外部に会話が漏れないような防音対策が必ず必要になってきます。また、意外と見落とされがちなのが、院長室やスタッフルームの防音です。これらの部屋でも患者さん情報やスタッフ間の重要な話が行われるため、内容が他の場所に聞こえない配慮が求められます。防音対策は、後から追加で工事するより、最初の段階でしっかり施工しておくとコストを抑えることができますよ。
診療室は、患者さんが安心して治療を受けられる空間であることが前提のため、半個室や完全個室の診療室が患者さんに喜ばれます。先ほどのカウンセリングルーム同様、プライバシーを重視することが多い歯科医院は、オープン型の診療室ではなく、個室型の診療室にシフトしつつあります。個室型の診療室は、飛沫感染を防止する効果や、治療中のプライバシーが確保される点など、患者さんにとってメリットしかありません。また、広々とした空間を設けることで、圧迫感を感じることなく治療を受けられるため、患者さんの満足度向上にもつながります。さらに、その個室のデザインに自然光を取り入れたり、リラックスできる色合いを使うなどさらに工夫をプラスすることで、居心地の良い空間に仕上げることができます。このような診療室の工夫は、患者さんが医院を選ぶ際の大きなポイントとなります。
バリアフリー設計は、今や歯科医院選びの条件として多くの人が重視するポイントになっています。特にネット上で歯科医院を探す際、「バリアフリー対応」という条件で検索する患者さんが増えていることから、これに対応していないと選ばれる機会を失う可能性があります。医療施設は、何かしら心身に不安を抱える方々が訪れる場所であるため、バリアフリーが整っていることが基本であるべきでしょう。そのため、初期設計段階からバリアフリー対応を考慮しておいた方がよいでしょう。またご家族で来院される方は、できるだけ家族全員、同じ歯科医院に通いたいと考えます。そのため、高齢者の方や車椅子を利用される方、そしてベビーカーを利用する家族連れ誰もが安心して通える環境にすることで、幅広い層の患者さんに選ばれる歯科医院になることができます。
歯科医院の内装を整えることは大切ですが、外観やスタッフの対応にも目を向けることが必要です。例えば、敷地内の通路にひび割れがあったり、駐車場が汚れていると、どれだけ内装が素晴らしくても医院全体の印象が下がってしまいます。特に、初めて訪れる患者さんにとっては外観が第一印象を決める重要な要素です。内装は実際に中に入るまで分からないため、外観の状態でその医院の清潔感や配慮が判断されることが多いのです。また、スタッフや医師の対応も患者さんの安心感に直結します。笑顔での対応や丁寧な言葉遣いは、患者さんに信頼感を与えるだけでなく、医院の評判を高める大きな要因となります。スタッフ全員が患者さんに寄り添った姿勢を見せることで、治療への不安を軽減し、リピート率を向上させることができます。
私たちヤマコーでは大工を経験し、その後、現場監督・設計デザインに携わっているスタッフが在籍しております。
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